日本デザイン振興会は、「2025年度グッドデザイン賞」の受賞結果を発表した。
グッドデザイン賞は、優れたデザインを有する製品やサービス、プロジェクトに贈られる。今回は、さまざまな分野から選ばれた5,225件の審査対象のなかから、1,619件の受賞が決定。特に優れたデザインとして評価された『グッドデザイン・ベスト100』のなかから、金賞(各カテゴリーでもっとも優れた1件/全20カテゴリー)を含む特別賞33件を選出した。受賞一覧は公式ウェブサイトなどで確認できる。
また、受賞作品の実物を一般公開する展示会『GOOD DESIGN EXHIBITION 2025』が、11月1日から開催される予定である。

最高賞である「グッドデザイン大賞」は、能登半島地震における仮設住宅の建設で、解体せずに恒久的に使い続けられる新たな仮設住宅のモデルを実現した「DLT木造仮設住宅」に決定。

また、「2025年日本国際博覧会」に関連した当該年度のグッドデザイン賞受賞対象のなかで、未来社会の共創を促し、人類共通の課題解決に向け新たなアイデアを発信するデザインとして特に認める「未来社会デザイン特別賞」に「大屋根リング」が選ばれた。
