アップル、M1チップ発表 初めてMacのために設計、ユニファイドメモリアーキテクチャ採用で性能アップ

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2020/11/13 06:00

 Appleは新たに、M1チップを発表。Macのために設計された初めてのチップで、同社製品の中でもっともパワフルなチップとのこと。

 システムオンチップ(SoC)である同製品は、コンパクトさと電力効率が重要となるMacシステムのために最適化。ユニファイドメモリアーキテクチャを採用することで、パフォーマンスと効率を劇的に進化させている。

 5ナノメートルプロセステクノロジーを使って作られたパーソナルコンピュータ用チップで、ひとつのチップとしては同社史上もっとも多い160億個のトランジスタを搭載。CPUコア、CPU性能ともにハイレベルな水準で、統合型グラフィックスを備え、Apple Neural Engineにより画期的な機械学習性能を発揮する。

 その結果、CPU性能は最大3.5倍、GPU性能は最大6倍、機械学習では最大15倍高速になるとのこと。バッテリーは1世代前のMacよりも最大2倍長く持続する。