グッドパッチ、デザインを重視した行政のDX推進を目指し、オープンガバメント・コンソーシアムに参画

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2020/12/28 06:00

 ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させるグローバルデザインカンパニー、グッドパッチは、UI/UXデザインを重視した行政のDX推進を目指し、行政のデジタルシフト推進支援を行う一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム(OGC)に参画したことを発表する。

参画の背景

デジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目指す政府は、2021年9月のデジタル庁発足に向けた動きを活性化させている。

令和3年度予算案では行政や社会のデジタル化に向けた費用として約1兆円規模の予算が盛り込まれるなど、DX推進は行政として極めて本気度が高い取り組みのひとつ。

これから行政が構築するであろう新たなデジタルサービスは、国民のさらなる生産性向上や経済成長実現の可能性を秘めている。グッドパッチは、それらが使い勝手よく継続的に活用されるためには、利用者視点のUI/UXデザインが重要だと考え、国内唯一の上場デザイン会社として、そこに積極的に関与していく意思がある。

OGCは、本格的なデジタライゼーションが新たな社会価値とイノベーションを創り出すことができると考え、デジタライゼーションに関して政府機関などに対して意見具申・提案を行っている。

過去の支援先スタートアップが8社上場するなどUI/UXデザインの知見・実績を有し、国内で唯一上場しているデザイン会社であるグッドパッチは、ワーキンググループを立ち上げ、政府へUI/UXデザインの重要性について提言を行うべく今回の参画に至った。

株式会社グッドパッチ 代表取締役社長 土屋尚史氏のコメント

日本が、国民の使い勝手を意識したUI/UXを考えられるような行政サービスをつくり数十年のうちに効率化を進めることができるかどうかが、いま試されています。ここからデジタル庁設立以降の1年間が、重要な節目になるでしょう。

国民が、適切でスムーズな情報取得を可能にし生産性高く豊かな生活を送り続けることができる、そんな環境の実現にはデザインの力が不可欠です。

国内最大規模である約300名のデザイン人材を抱えUI/UXデザインのリーディングカンパニーであるGoodpatchは、行政の提供するデジタルサービスと国民とが信頼関係を構築し、より国民の生産性を上げるという役割を担う責任があると考えています。デザインの力が活用できていない領域への浸透を図り、ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させるミッションの実現を目指します。