キャドセンターは、BIMデータ（Building Information Modeling）を3DCGに変換し、AR・VRなどのコンテンツとして提供するサービスを開始する。
キャドセンターでは、これまで2DのCADデータから3DCGを作成する業務に取り組んできた。そのような不動産領域におけるデジタルコンテンツ制作の知見を生かし、今回、AR・VRなどのデジタルコンテンツに必要となる3DCGの制作を、設計用BIMデータから変換することで効率化するフローを確立した。
BIMデータは、設計や施工の現場に限らず幅広い領域で活用が期待されており、本サービスでは、BIMデータの変換を効率的に行い、ワンソース・マルチユースでのコンテンツ展開が可能となる。
リアルタイムレンダリングに対応することでAR・VRなどのデジタルコンテンツ制作に活用するほか、配信機能を活用してブラウザ経由での操作も実現。複数同時アクセスにより設計検討に利用できるほか、マンションやオフィスビルなどの販売プロモーションツールとして制作する物件パースのアングル検討などにも活用可能
なお、本サービスの実現にあたり、ゲームエンジン「Unreal Engine」を提供するエピック・ゲームズ・ジャパンの協力を得ている。
