CRAYONは、同社が運営する「公式アプリ開発サービス」を利用して開発されたアプリが、2020年6月の正式提供開始より8ヵ月で計40アプリ・累計50万ダウンロードを突破したことを発表した。
同サービスでは、独自に開発した「ノーコードプラットフォーム」を用いており、アプリ開発時のエンジニアによるコーディングが一切不要。初期費用無料でデザイン打ち合わせ開始より最短1ヵ月でのオリジナルアプリ開発が可能となる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が続いている現在において、従来のファンクラブの在り方を変える流れが急速に広がりつつあり、デジタルでオリジナルの世界観を表現し、ファンへ届けることができる公式アプリは、SNSとは異なる新たな活動の場として多くのアーティスト、クリエイター、アスリートに注目されている。
サービス提供開始後約8ヵ月経過した2021年1月時点で、同サービスによって開発されたアプリは40タイトル、累計ダウンロード数は50万件を突破。なお今後もさらに数十タイトルの公開を予定しているという。
今後はより一層の需要拡大とニーズの多様化を見越し、ファンコミュニケーションのための機能拡充を計画中とのこと。また、これまでファンクラブ有料会員向けの公式アプリとして開発注力してきたが、公式ホームページの代替としてのアプリ活用や公式グッズ販売、海外ストア配信を始めとするグローバル対応などを進め、ファンとの総合的なタッチポイントとして同サービスを利用してもらえるように周辺領域へサービス拡大していく予定となっている。