ヤマハ、リモート応援アプリに会場の生音が聴ける機能を実装 スマホを振って“応援バット音”伝える機能も

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2021/04/07 05:00

 ヤマハは、リモート応援アプリ「Remote Cheerer powered by SoundUD(リモートチアラーパワード バイ サウンドユーディー)」に、試合会場の生音が聴ける新機能を実装した。

 今回提供する「今、ここでしか聴けない音」機能は、会場に設置されているマイクから収音された音声をアプリで聴くことを可能にしたもので、グラウンドや選手に近い場所やビジター席付近など、会場にいなければ聴けなかった生音を自宅で楽しみながら、リモート応援に参加できるようになる。

 同機能は、2021年4月6日(火)の阪神甲子園球場での阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦より提供を開始。アプリを起動し、公式トークルームの中から阪神タイガース戦を選択することで利用できる。昨年より、阪神タイガースと同社は、新たな観戦スタイルの検証にともに取り組んでおり、今回の新機能導入はその成果のひとつだという。

 また今回新たに、スマホを振るだけで応援バットなどの音を会場に届けることができる新機能をアプリに実装。スマホをタップして応援を会場に届けられるこれまでの機能に加え、よりバリエーションのあるリモート応援スタイルを実現し、試合中継に熱中していてもリモート応援に参加しやすくなった。さらに「トークルーム」機能には、複数人による音声トークを実現するゲスト配信機能を追加した。

「今、ここでしか聴けない音」機能で生音を体感

 会場に設置されたマイクを通じて、試合会場の生音をアプリで聴いて楽しむことができる機能。従来の試合会場のスピーカーから拍手などを鳴らせる機能や「トークルーム」機能と組み合わせて使用すれば、大勢のファンと一緒に観客席から応援しているかのようなインタラクティブなリモート応援を体感できる。試合の主催者は、好きな場所にマイクを設置することができ、会場の音声配信を用意に行うことができる。

「リモート応援バット」を振って会場を盛り上げられる

 スマホを振ることで、応援バットなどの音を会場のスピーカーから鳴らすことができる機能。スマホの画面を見なくても、会場に応援を届けることができ、よりバリエーションのあるリモート応援が楽しめる。

「トークルーム」にゲスト配信機能を実装、複数人トークも可能に

 「トークルーム」にゲストを招待して、複数人で音声配信ができるように。みんなで雑談しながらの試合観戦や、実況と解説の役割を分けた配信など、より自由なトーク配信が行える。「今、ここでしか聴けない音」機能と併用することで、会場の音声を効果的に取り入れ、自分だけのラジオ番組風のトーク配信を行える。