ヤフー、「雨雲レーダー」を強化し降り始めや降雨量グラフなどの情報を拡充 視覚的にわかりやすく

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2021/05/13 05:00

 ヤフーが提供する「Yahoo!JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)と「Yahoo!天気」アプリ(iOS版、Android版)は、提供するサービス「雨雲レーダー」を、いつ雨が降るのか、いつ止むのかや、降雨量などがテキストやグラフで表示し、ひと目で確認できるようアップデートを行った。

 雨雲レーダーは、地図上でメッシュ状に雨雲の位置と降水の強度を表示し、ピンポイントで雨の情報を確認できる気象予報サービス。Yahoo!JAPANアプリ、Yahoo!天気アプリのなかでもユーザーの利用頻度が高い機能となっている。今回、これからの梅雨や台風の季節に備え、より利便性を重視した機能に強化した。

 同サービスは、画面下部の時間目盛りでつまみを左右に動かすことで、1時間前から15時間先の雨雲の動きを確認可能。また、再生ボタンをタップすると雨雲の動きをアニメーションで確認できる。同機能強化では、指定した地点でいつ雨が降り始めるのか、いつ雨が止むのか、いつまで雨が続くのかや、降雨量予測グラフ、雨の強さを表示し、ひと目で雨の情報を確認できるようになった。

 なお、Yahoo!天気アプリで1時間より先の「雨雲レーダー」の予測時間を利用するためには、「Yahoo!JAPAN ID」でログインが必要。「Yahoo! JAPAN」アプリでは、ログインなしで15時間先まで確認できる。

 同サービスでいつ雨が降り始めるのか、いつまで雨が続くのかや、降雨量を確認しておくことで、行動予定を立てるのに役立つほか、地域によっては、大雨による河川の氾濫、洪水、がけ崩れ、土石流の危険性が高まるため、事前に雨雲の動き・強さを把握しておくことで、災害対策にもつなげることができるという。

「雨雲レーダー」使い方

  1. 「Yahoo! JAPAN」アプリは、ホームから「雨雲レーダー」のアイコンをタップするか、雨雲が接近している場合検索窓の下にお知らせが表示されるため、お知らせをタップ。「Yahoo!天気」アプリは、画面下部の「雨雲」をタップすると、雨雲レーダーが表示される。
  2. 雨雲レーダーの画面下部のシートに“いつ雨が降り始めるのか、いつ雨が止むのか、いつまで雨が続くのか”が表示される。
  3. 2からシートを引き上げると、時間ごとの降雨量予測グラフや雨の強さなど、より詳細な情報を確認可能。雨の強さは、「ポツポツ」、「ザーザー」、「激しい雨」、「猛烈な雨」など、8段階で表示され、視覚的にわかりやすく把握できる。
  4. 2からシートを引き下げると、これまでと同様に地図を広くして雨雲の動きを確認できる。