クリエイターのポートフォリオサービス「foriio」を運営する1ne studioは、社名を株式会社foriioへと変更する。社名変更に先駆け、East Ventures、カオナビ、秋田市『未来応援』ファンド(正式名:秋田市中小企業振興投資事業)、ほか個人投資家を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施した。
「foriio」は、クリエイターの実績やスキルを可視化するポートフォリオを簡単に作れるサービス。登録クリエイターは累計30,000名を超える(2021年7月時点)。また、foriioのクリエイターのネットワークを用いて、クリエイターとクライアントをつなぐ「foriio match」も多くの企業に利用されているという。
同資金調達により、次の3点の取り組みと採用へ力を入れていく考えとのこと。
- foriioのプラットフォームの利点を活かし、地理上の制約なく全国のプロジェクトの悩みを持つ企業に、悩みや改善したい点をヒアリングし、その企業に合ったクリエイターを紹介するマッチングサービス「foriio match」の運用体制を一層強化し、ビジネス展開を加速させる。
- foriioのポートフォリオサービスとしての機能性をアップデートし、クリエイターのポートフォリオサービスとしての国内最大級の規模への成長を目指す。
- クリエイティブ人材のマネジメントツール「foriio team」の開発・提供を進め、企業に属する個のクリエイターの活躍をサポートする。
今後は、ポートフォリオプラットフォームをベースに、クリエイターがポートフォリオを介して獲得する“案件”だけでなく“就職・転職”の機会の展開も計画。今後のさらなる成長に向け、ビジネスサイドとエンジニアサイドともに人材の採用を強化していく。
新ビジュアルの公開
また、今回同社は、foriioの新しいイメージムービーのフルバージョンを公開。同制作においてはディレクション&モーショングラフィックを渡部康成氏、サウンドデザインを若狭真司氏が担当した。