資生堂は、広告宣伝、化粧品パッケージデザインなどを手がけるクリエイティブ部門を100%子会社化し、「資生堂クリエイティブ株式会社」を設立する。
資生堂は、「世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニー」を目指し、中長期経営戦略「WIN2023 and Beyond」におけるひとつの柱として「成長基盤の再構築」を掲げ、「ブランドを強くするマーケティング革新と組織強化」に取り組んでいる。
新会社は、1916年の「意匠部(※)」創設当時から培ってきた、感性にもとづくクリエイティブこそが企業価値を創り出すという考えかたを大切にしながら、新たな未来の美をデザインするクリエイティブ集団への飛躍を目指す。
新会社では、このクリエイティブ人材のパフォーマンスを最大化すべく独自の人事制度を導入し、外部クリエイターとのさらなる協働や多様なグローバル人材の採用強化に加え、クリエイターが創作活動により集中できる環境づくりを推進する。なお、新会社設立は、2022年1月1日を予定している。
※意匠部:現・クリエイティブ本部。初代社長福原信三氏が設立した、ポスター、パッケージ等のデザイン及び宣伝広告の企画担当部門。