リアルタイム3Dプラットフォームで世界をリードするユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、親会社であるUnityが、ウォーターフォールとヘッダービディング機能を含むUnity Mediation(Unity メディエーション)を提供することを発表した。オープンベータ版として提供されるこれらの新機能は、開発者がゲーム開発を行うエディター上で、もっとも収益性の高い広告フォーマットや連携する広告ネットワークからの広告を容易に最適化し、強力な収益源を構築するのに役立つという。
これにより、Unity Adsを利用する開発者は、広告ネットワークの選択肢が増えることに。Unity Mediationでは、管理画面上の操作でメディエーション連携の各種広告ネットワーク、ヘッダービディング連携の広告ネットワーク、Unity Adsのいずれかまたはもっとも競争力のあるネットワーク入札を実現するために、これらすべてを利用することもできるとのこと。
Unity Mediationは、単一のSDKによるシンプルさと、Unity エディターからの連携広告ネットワークのアダプターの管理ができることに重点を置くとともに、開発者が最大限の利益を得られるよう、広告在庫への公平なアクセスを優先している。ゲーム業界をリードするプラットフォームであり、多くのDSP連携パートナーを抱えるUnityは、多数の広告SDKの実装とアップデートを簡素化し、開発者がゲームを容易に収益化できるようにすることを目指す。
Unity Mediationは、次のような重要な機能を備えている。
- アプリ内入札
- A/B テスト
- 詳細なレポート
- ウォーターフォール型の広告ネットワーク管理ツール
- 動画インタースティシャル広告、動画リワード広告フォーマットに対応
- 地域ターゲティング&IDFAターゲティング
- クイックスタートツール(デフォルトのウォーターフォールとラインアイテム、CSVアップローダ、Auto eCPM)
- Unity エディターからの操作(コードスニペットの生成、アダプター更新、テスト広告の体験など)