イオンファンタジーとソニーMS、AR活用した子どもの遊びについて実証実験開始 実物大の動物をAR表示

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2021/10/27 07:00

 イオンファンタジーとソニー・ミュージックソリューションズは共同で、AR(拡張現実)を活用した新しい子どもの遊びについて実証実験を開始した。「あそび」と「まなび」を掛け合わせたエデュテイメントコンテンツをAR上で表示し、「いつものお店だけどいつもと違う遊び方」を子どもたちに提案。また、ARで表示された生き物やモノへの興味を引き出し、それに関わる物販やデジタルコンテンツへの導入を促す新しいマーケティングの実証実験も行うという。

 実証実験の第1弾として、イオンファンタジーが運営するキッズーナ大宮店(埼玉県さいたま市)にて、子どもたちがタブレットを使用して遊ぶAR上の遊びのコンテンツを新規導入する。

新規導入コンテンツ

 『キッズーナARどうぶつえん』では、店舗内でタブレットをかざすと実物大の大きさの動物がAR上で表示される。普段会うことのできないクジラなどの生き物の真横に立つことができ、実際の大きさを体験しながら記念写真を撮ることもできる。動物に関わる楽しいクイズもあり、動物への興味関心を引き出す。

 なりきりタウン(お店屋さんごっこができる遊び)では、AR上で巨大なアイスやお寿司を作ることができ、普段とは違った驚きと楽しさが体験可能。また、そこで撮った写真をスタッフに見せると、イオン大宮店のほかテナントで使えるアイスやお寿司のお得なクーポン券がもらえ、店舗から出たあとの楽しみにもつながるとのこと。

  • 実施店舗:キッズーナ大宮店(埼玉県 さいたま市北区櫛引町2-574-1 イオン大宮店3階)
  • 営業時間:10時~19時(新型コロナウイルス感染症の影響により変更する場合あり)
  • 実施期間:2021年10月25日(月)~12月19日(日)予定
  • 参加費:無料(別途入場料などは発生)

AR MAPソリューションとは

 同実証実験では、ソニーセミコンダクタソリューションズが提供する、センシング技術と最新AI技術を駆使した位置推定機能により、高性能なAR体験を実現するAR MAPソリューションが活用されている。ソニー・ミュージックソリューションズとソニーセミコンダクタソリューションズの協業を通じ、店舗などの実空間におけるリアルとデジタルの融合を実現し、新たな購入体験という価値の提供を目指す。

イオンファンタジーについて

 イオンファンタジーは、イオンモールやそのほかのショッピングセンター内にある明るく楽しいアミューズメント施設や、子どもが室内でのびのびと遊べるインドアプレイグラウンド施設を日本とアジアの国々に展開している。