リチカは、同社のクリエイティブ、マーケティング、テクノロジーの各専門家による組織「リチカ クリエイティブファーム」がグラニフのリブランディングを支援したことを発表した。
近年、新型コロナウイルスによるライフスタイルの多様化や、ジェンダーへの意識変化により、顧客ニーズの多様化が進んでいる。
こうした状況を受け、グラニフはこれまでのグラフィックを軸としたビジネスモデルを一層推進することを決定。「デザインTシャツストア」から「グラフィックライフストア」へと変わり、生活雑貨の拡大やノンセックス・ノンエイジアイテムの展開を行っていく。
それに際し、同社のクリエイティブやマーケティングの専門家による組織「リチカ クリエイティブファーム」が、グラニフのコミュニケーション戦略立案やビジュアル制作に至るまでのリブランディングを一気通貫で取り組んだ。
同リブランディングの主な展開は、次のとおり。
ロゴ
従来のロゴカラーである赤色を踏襲しながら、よりシンプルな構成要素とし、ブランドネームの視認性を高めた。また右下に丸gマークを配し、商標マークのような遊び心のある要素を加えた。このデザインエレメントは単独でも店舗をはじめとした随所で掲出し、わかりやすいグラニフのアイコンとして展開される。
ブランドステートメント
「Hi-GRAPHIC, Hi-LIFE.
わたしたちがグラフィックを通じてうみだしたいのは、ファッションではなく、その先にある豊かな暮らしです。
新しい絆やコミュニケーションをうみだし、より良いカルチャーや習慣をつくり、暮らしを彩っていく、そんな力を持ったグラフィックを。グラフィックの先にある多様なライフストーリーを、ともにつくりあげていきます。」
店舗
開発した新たなブランドロゴやエレメントは、新店舗の入口やタペストリーに展開されている。
ウェブサイト
また、グラニフの企業サイトやECサイトでも、開発した新たなブランドロゴが展開されている。
限定紙袋
リニューアルオープンとなる原宿店や、新店舗となる名古屋店では、オープン時に限定紙袋を提供。新ロゴを活用しながら、クレープや味噌カツなど各エリアの象徴となるイラストを配したデザインに仕上げた。
仮囲いデザイン
原宿店・名古屋店の開店までの間に設置される、仮囲いのデザインも担当。原宿店では、グラニフを象徴するキャラクターである「ビューティフルシャドー」がペンキで塗っているようなデザインとし、リニューアルへの期待感を高めるものに仕上げた。また、新店舗となる名古屋店では、Tシャツから雑貨まで幅広くラインナップするグラニフの姿を表現した。