走行中も声で操作できるAI搭載「LINEカーナビ」アプリ提供へ トヨタのナビエンジンと連携

2019/09/06 15:00

 LINEは、トヨタ自動車のカーナビゲーションエンジンを搭載し、LINEのAIアシスタント「Clova」により走行中も音声操作が可能な無料カーナビアプリ「LINEカーナビ」の提供を開始した。

 LINEがこれまでに「Clova」で培った日本語音声認識、音声合成技術を活用した音声インターフェースと、豊富な走行データをもとに最適な情報を提供するトヨタのハイブリッドナビエンジンを連携させ、AIカーナビとして「LINEカーナビ」を提供する。利用は無料。

 本アプリの主な特徴は、下記のとおり。

無料で最新の地図情報に自動更新

常に最新の地図へ自動更新を行うため、車や車載機の種類を問わず、データの更新費用や手間をかけずに利用できる。また、アプリ単体での使用のほかに、SDL(Smart Device Link)対応アプリとして車載機に接続して使用することも可能になる。対応車種や提供開始日などの詳細は後日発表予定。

トヨタの高品質ナビを搭載

トヨタのハイブリッドナビエンジンを搭載。リアルタイムの走行情報等の外部情報を組み合わせた膨大なデータをもとに最適なルートを探索し、高精度な到着予想時刻、幹線道路を中心とした走りやすい道案内を実現。渋滞情報も実際の走行データから取得、リアルタイムで提供し、最適なルートを再探索することもできる。

話しかけるだけで操作が可能

運転中でも安全に簡単に操作できる音声インターフェースを実現。目的地の設定などのカーナビ操作がAIアシスタント「Clova」に話しかけるだけで可能。そのほか目的地の天気やニュースを聞いたり、音楽再生、家電操作もでき、さらに音声で操作できる機能は今後拡大していく予定。ノイズの多い高速道路などを走行中にも、ご家庭の「Clova Desk」や「Clova Friends」などのスマートスピーカーと同等の音声認識性能によって人の声を聞き取る。

LINEメッセージの送受信が可能

運転中に連絡を取りたいときも、Clovaに話しかけるだけでLINEメッセージを送ったり、受信したメッセージを聞いたりすることができます。また、テキストだけでなく、「ねぇClova、現在地を送って」などで現在の位置情報を送ることもできる。スマホの画面を見たり、停車したりすることなく、連絡が可能になる。

 今後は、LINE無料通話機能や利用傾向によってルート案内をパーソナライズする機能、駐車場との情報連携機能などが追加予定。また、LINE、トヨタの両者が有するビッグデータや技術によって、より高精度な到着時刻予測、最適なルーティングなどを目指していく。

 さらに将来的にはLINE上での店舗の検索から、予約、行く、決済する、といった移動の流れを最適化させるMaaSへの取り組みにも活かしていく予定。