クリエイター集団Konel、「100本のバナナ」の3Dデータが一斉オークションされるNFTストア開始

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2021/11/28 22:00

 クリエイター集団 Konelは、100本のバナナの3Dデータ(.stl形式)を一斉オークションするためのNFTストア「100 COPIED BANANAS」をリリースした。2021年12月1日より同ストアにてオークションを開始する。

 同作品は市販のバナナを3Dスキャンし、そのデータをもとに3Dプリント、それをさらに3Dスキャン、3Dプリントするというコピーサイクルを確立し、100回に渡りデジタル複製したものとなる。

オークションについて

  • 開始:2021年12月1日(水) AM3:00(GMT国際標準時間/日本時間 PM12:00 正午)
  • 終了:2021年12月15日(水) AM3:00(GMT国際標準時間/日本時間 PM12:00 正午)

クリエイターからのコメント

「コピーの価値はオリジナルの価値より下がる」

 テクノロジーの発達したデジタル時代において、この定説は崩れる可能性があると考え、3Dスキャン・3Dプリントのコピーサイクルによって、バナナを100回に渡り複製しました。

 コピーサイクルのなかで生まれた3DデータをNFTとして販売し、それぞれのコピーについた固有の価値を比較することで、定説の反証に試みています。

 また、3Dデータが購入されたあと、分岐して2次・3次とコピーのコピーが生まれて流通することも想定し、それらの同行を観察するプロジェクトです。