クリエイター集団 Konelは、100本のバナナの3Dデータ(.stl形式)を一斉オークションするためのNFTストア「100 COPIED BANANAS」をリリースした。2021年12月1日より同ストアにてオークションを開始する。
同作品は市販のバナナを3Dスキャンし、そのデータをもとに3Dプリント、それをさらに3Dスキャン、3Dプリントするというコピーサイクルを確立し、100回に渡りデジタル複製したものとなる。
オークションについて
- 開始:2021年12月1日(水) AM3:00(GMT国際標準時間/日本時間 PM12:00 正午)
- 終了:2021年12月15日(水) AM3:00(GMT国際標準時間/日本時間 PM12:00 正午)
クリエイターからのコメント
「コピーの価値はオリジナルの価値より下がる」
テクノロジーの発達したデジタル時代において、この定説は崩れる可能性があると考え、3Dスキャン・3Dプリントのコピーサイクルによって、バナナを100回に渡り複製しました。
コピーサイクルのなかで生まれた3DデータをNFTとして販売し、それぞれのコピーについた固有の価値を比較することで、定説の反証に試みています。
また、3Dデータが購入されたあと、分岐して2次・3次とコピーのコピーが生まれて流通することも想定し、それらの同行を観察するプロジェクトです。