AR技術開発企業のNrealは、アリババグループが主導するシリーズC+で6000万米ドルを調達したことを発表した。今回の資金調達により、同社が1年以内に得た投資総額は2億米ドルに達した。今回得た資金は、研究開発への投資拡大、中国を含む新しい市場へのグローバルビジネス展開の加速、また、すでに付き合いのある企業とのパートナーシップを強化し、エンドユーザーへより幅広いコンテンツと体験を提供するために使用されるという。
Nrealは、コンシューマー向けARグラスを世界規模で発売している企業。アリババによる同社への投資は、ショートビデオアプリの快手や爱奇艺などの大手ブランドや機関からのこれまでの戦略的投資に続くもので、既存ビジネスにおけるARベースの統合を模索から開発へと飛躍させる企業が増えているためとのこと。