BitStar、独自のインフルエンサーデータベースを用いた広告配信ソリューション提供開始

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2022/06/03 12:00

 YouTubeやTikTokをはじめとするコンテンツ制作や動画マーケティングを支援するBitStarは、YouTubeでの広告配信において従来のカテゴリー別でのターゲティングに加え、ハイエンゲージメントを獲得しているチャンネルに特化した広告配信ソリューションの提供を開始する。

 同社が独自に開発した45万件以上のインフルエンサーデータを保有する分析ツール「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」のデータを活用することで、カテゴリー別にハイエンゲージメントを獲得しているYouTubeチャンネルを絞り込み、より効果的な広告運用を実現する。

 Google社の発表(2020年12月)によると、国内でのYouTube月間アクティブユーザーは6,500万人を超え、視聴層も一気に広がりを見せている。また、最近の調査では「広告効果が高いと感じるSNS」に「YouTube」を挙げた人がもっとも多かったという結果(EC担当者460名のうち58.9%が「広告効果が高いと感じるSNS」はYouTubeと回答/シナブル調査)も出ている。

 今後、YouTube上でのマーケティング活動が加速することが見込まれるなか、より高い効果を出すためにはYouTubeチャンネルの視聴データを活用し、“どこへ配信し”“誰に届けるか”が重要なポイントとなる。

 そこで、同社では独自の分析ツール「IPR」にて保有するインフルエンサーデータを活用し、従来の美容・ゲーム・フードなどのカテゴリー別のターゲティングに加え、視聴者からよりハイエンゲージメントを獲得しているYouTubeチャンネルに特化した広告配信ソリューションを提供する。

「カテゴリー別」×「ハイエンゲージメントYouTubeチャンネル」の広告配信ソリューション

 同社は、動画マーケティングのノウハウを組み合わせ、クリエイティブ制作からインフルエンサーキャスティング、動画広告運用までを一気通貫で支援する運用型の動画広告ソリューションを提供している。

 新たに提供開始する広告配信ソリューションでは、分析ツール「IPR」で保有するYouTubeの視聴データを活用し、より絞り込まれたターゲティングのもと効果的な動画広告を配信することが可能となる。

カテゴリーの絞り込み

従来と同様、カテゴリー別に動画広告を配信するチャンネルを選定する。

  • 例:美容・エンタメ・フード・ガジェットなどカテゴリー別に、トップ300のYouTubeチャンネルを絞り込む。

ハイエンゲージメントなチャンネルの絞り込み

分析ツール「IPR」で算出された各チャンネルのエンゲージメント率に基づいて、視聴者からハイエンゲージメントを獲得しているチャンネルを選定。エンゲージメント率は、視聴者からのコメント解析・高評価の割合・視聴回数から算出する。

  • 例:カテゴリー別で絞り込んだトップ300から、よりアクティブ率の高いハイエンゲージメントなチャンネルに絞り込む。

 「カテゴリー別」×「ハイエンゲージメント」の組み合わせで絞り込まれたチャンネルに広告配信を行うことで、特定の興味関心を持ちながら視聴態度がアクティブなユーザーへ集中的にアプローチすることが可能だという。