DMMがWeb3事業を本格参入、8月目処に新会社設立 独自のトークン経済圏の構築を目指す

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2022/07/08 06:00

 DMM.comは、2022年8月頃を目処にDMMグループ内にWeb3事業を推進する新会社を設立し、Web3事業に参入することを発表した。

 昨今、ブロックチェーン技術を基盤とし、トークンエコノミクス、NFT、DAOなどの手段を用いたさまざまなプロジェクトが生まれている。ただ、Web3が最終的にどのようなモノで、どのように社会の発展に貢献し、産業に革新をもたらすのかは、まだはっきりとは見えていないのが現状である。

 DMMは、「真に価値があり持続可能」なプロジェクトの創出を目指している。Web3には、分散化(さまざまなビジネスプロセスに、より個人が関わる)、資本還流(トークンインセンティブをこれまで金銭的な評価がされなかった行為や個人へ)という特徴・可能性がある。

 Web3ならではの特徴を活かしつつ、利用者にとって手触り感のある価値が提供できるように、Web3事業に挑戦していく考え。

事業内容

 独自トークンを軸としたトークン経済圏の構築を目指す。また、経済圏では次のような多様なプロジェクトを展開予定となっている。

  • GameFiとGameFiプラットフォームの開発/運営
  • 各種NFTプロジェクト
  • 各種X2Eプロジェクト
  • Web3の起業家/コミュニティ/クリエイターとの共創プロジェクト
  • DMMGroupのアセットを活用したプロジェクト(50以上の事業/3,000万人超の会員)

 第1弾としてGameFiの開発に着手し、2023年春頃のリリースを目指す。また、グループのDMMビットコインとも連携し安心安全なWeb3プラットフォームの開発/運営を行っていく。

 プロジェクトの詳細については、順次公開予定とのこと。