Meta、Facebookでコンテンツの管理や発見を可能にする「ホーム」および「フィード」タブを発表

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2022/07/27 06:00

 Metaは、Facebook上でより容易に、表示されるコンテンツの管理やコンテンツの発見ができる「ホーム」および「フィード」タブを発表した。

 同社は、友達、お気に入り、ページ、グループの最新の投稿を見つける新しい方法として、新しく「フィード」タブをローンチした。この新しいタブでは、もっとも気になる友達やページをまとめたお気に入りリストを作成し、コンテンツをフィルタリングすることが可能となる。

 また、Facebookのアプリを開いたときに最初に表示され、新しいコンテンツを見つけることができるタブを「ホーム」と新しく名付けた。「ホーム」からリールやストーリーズに容易にアクセスでき、パーソナライズされたおすすめ情報を得ることができる。この「ホーム」は、Facebook上でつながり、コンテンツを楽しみ、発見する際の起点になるという。

フィード:最新の情報に容易にアクセス

 「ホーム」がパーソナライズされたおすすめを通じて新しいコンテンツやクリエイターを見つけてフォローする、発見の場となる一方で、「フィード」は、利用者がすでにFacebook上でつながっている人々やコミュニティのコンテンツに容易にアクセスできる方法を提供。なお、「フィード」にはおすすめは表示されないが、広告は表示される仕様。

 7月21日(米国時間)より、一部の利用者のショートカットバーに「フィード」タブが表示されるように。iOS版では、ショートカットバーはアプリの下部に表示され、Android版では上部に表示される。来週にかけて、同アップデートは全世界に展開される予定となっている。

 ショートカットバーに表示されるタブは、利用者がアプリのなかでどのセクションをもっとも利用するかに応じて変わる。また、「フィード」をパーソナライズし、ショートカットバーに固定することで、常時表示させることが可能となる。

ホーム:おすすめを通じて新しいコンテンツを発見

 Facebookアプリをはじめに開いたときに表示されるタブに、「ホーム」という名前を付けた。ここでは、友達や家族とのつながりに加えて、おすすめを通じて新しいコンテンツを発見することができる。また、リールを作成したり、フィードやストーリーズで友達の投稿を見たり、新しい興味や共通の関心事を通じてコミュニティを構築することも可能。「ホーム」は、機械学習によるランキングシステムによって、利用者それぞれの好みに沿ってカスタマイズされる仕組み。同システムにより、何千ものシグナルに基づき、多様なコンテンツのなかから、それぞれの利用者にとって最適だと思われる順番にコンテンツをランク付けしている。同社は利用者におすすめのコンテンツをより最適な方法で提供するために、AI分野への投資を行っている。

 「ホーム」では、利用者の熱意や興味に応じてより多くのコミュニティを発見できるようになり、「フィード」では利用者がもっとも関心を寄せる人々やコミュニティの最新情報に引き続きアクセスすることができるようになるとのこと。