少年ジャンプ+がMediBangと協業 海外クリエイター向けマンガ投稿・公開プラットフォームを開始

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2022/08/31 20:00

 少年ジャンプ+編集部は、MediBangと協業し、海外のクリエイター向けのマンガ投稿・公開プラットフォーム「MANGA Plus Creators by SHUEISHA」(以下、MPC)をスタートした。

 英語とスペイン語に対応しており、世界中の漫画を描くクリエイターが自身の作品を自由に投稿・公開でき、世界中の読者に読んでもらうことができるサービスだという(英語とスペイン語で描かれた作品の投稿のみを受付ける)。

 日本からは、ウェブサイトで世界中のクリエイターが投稿した作品を閲覧でき、英語とスペイン語で描いた作品の投稿・公開が可能となっている。

 少年ジャンプ+編集部は2019年より、「週刊少年ジャンプ」や「少年ジャンプ+」などジャンプグループの作品最新話を、日本での発売・配信と同時に最大7言語に翻訳、全世界(日本、中国、韓国は除く)で公開するマンガ誌アプリ・ウェブサービス「MANGA Plus by SHUEISHA」を運営しており、「MPC」はその連携サービスである。今回、「MANGA Plus by SHUEISHA」のアプリからも「MPC」の閲覧ができる仕様となる。

「MPC」サービスTOP画面
「MPC」サービスTOP画面
「MANGA Plus by SHUEISHA」アプリからの連携画面
「MANGA Plus by SHUEISHA」アプリからの連携画面

 また、「MPC」では「Monthly Awards」と称して、少年ジャンプ+編集部が審査する漫画賞も毎月開催。金賞作品は賞金100万円授与に加え、「MANGA Plus by SHUEISHA」と「少年ジャンプ+」(編集部で日本語に翻訳)に掲載される。

 「MPC」は、MediBang によるイラスト・マンガ投稿・公開プラットフォーム「ART street」のマンガコーナー(英語・スペイン語)をリニューアルするかたちで、少年ジャンプ+編集部とMediBangとで共同で開発を行った。サービスの提供は少年ジャンプ+編集部が協力をしながら、引き続きMediBangが担当する。