デザインの力でビジネスを前進させるグローバルデザインカンパニーの株式会社グッドパッチが運営するデザイナー特化型キャリア支援サービスReDesigner(リデザイナー)は本日、「デザイナータイプ診断」の提供を開始した。1,400人を超えるデザイナーとの面談および600社を超える企業支援で培ったノウハウと、デザイン会社としてのデザイナーへの深い理解、社内デザイナーへの検証を集結した完全独自のアルゴリズムにより、デザイナーの特性に合った求人とのマッチングを実現。このデザイナータイプ診断を通じ、細分化するデザイナーの職種やキャリアに合わせてデザイナー自身のパフォーマンスが最大限発揮できる社会の実現を加速していく。
背景
近年、省庁による「デザイン経営」宣言やDXレポートに象徴されるように、デザイナーの社会的意義や価値への注目が高まっている。それにともない、デザイナーに求められる諸要件や範囲が広範化し職種も細分化されてきており、デザイナーにとっては自身のキャリアを定めにくく、企業は自社に適したデザイナーがわからないという新たな課題が出ている。
2018年5月にデザイン会社のグッドパッチが立ち上げたデザイナー特化型キャリア支援サービスReDesignerでは、デザイナーのキャリア志向性と企業のニーズがそれぞれ多様化する中においても、デザイナー専門のキャリアデザイナーがキャリア支援とマッチングを行うことで、非常に高い水準の定着率を実現してきた。一方、サービス利用者が増えていく中で、デザイナーに知られず埋もれてしまう企業が増加する課題があった。
そこで今回、4年間で1,400名を超えるデザイナーとの面談を通じて蓄積されたキャリア支援ノウハウと、デザイン会社としてデザイナーの深い理解によって開発が実現したデザイナータイプ診断を活用することで、マッチングの精度向上と可能性の拡大を実現。また診断後のキャリアデザイナーとの面談では、早期段階から深い理解を持った上でキャリア支援が可能となり、デザイナーとデザイナーを求める企業の双方にとって最適なマッチングを実現する。
「デザイナータイプ診断」概要
デザイナータイプ診断は、ReDesigner登録者が利用できます。デザイナータイプ診断では、約30問の設問に答えることで、ReDesignerが定義する6つのデザイナータイプ(スタートアップタイプ、チームプレイヤータイプ、ジェネラリストタイプ、スペシャリストタイプ、クリエイタータイプ、ミッション遂行タイプ)のうち、自身の志向性に近いものを知ることができる。同時に、「あなたの特徴にあったキーワードトップ5」や「あなたに合うキャリアトップ5」を職種軸・スキル軸・企業軸・働き方軸などと組み合わせ、マッチ度の高い求人情報もあわせて知ることが可能。
また診断結果をもとに登録者がキャリアデザイナーと面談をすることで、双方が登録者のキャリア志向性に理解を持った状態で、キャリア支援や最適な求人の提案を受けることが可能となる。
診断結果は保存され、また再度診断を行うことも可能。デザイナーは診断を通じて内省を深めていくことで、中長期にわたって自身にあったキャリア構築を行うことができる。
ReDesigner会員登録(無料)およびデザイナータイプ診断は、ReDesignerウェブサイトより実施できる。
ReDesigner事業責任者 佐宗純氏のコメント
「今回のデザイナータイプ診断を皮切りに、ReDesignerはデザイナーにとってのキャリアインフラへと進化していきます。これからは『デザイナーの人生に伴走するプラットフォーム』を目指し、プラットフォームの力を最大化していきます。ReDesignerが存在することで、デザイナーはパフォーマンスを最大限発揮できる環境を自ら見つけ、企業はデザインの力を活用しながらユーザーへの価値を最大化できるようになります。ReDesignerはこれからもシステムやデータができることと、キャリアデザイナーのような人が介在するからこそできることを組み合わせ、デザイナーがパフォーマンスを最大限発揮できる社会づくりに貢献していきます」