テテマーチの2021年度売上が前年度比122%に 6年連続で右肩成長、SINISは前年度比208%

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2022/09/26 15:00

 企業向けSNSマーケティング支援を中心としたビジネス展開をする「テテマーチ」は、2021年度の売上(2021年6月~2022年5月)が前年度比122%を記録したことを発表した。なかでもInstagram分析ツール「SINIS(サイニス)」は、前年度比208%の売上を記録したという。

前年度比122%を記録 6年連続で前年度比100%以上の成長を達成

 2021年度の売上は前年度比122%。2015年の創業以来、6年連続で前年度比の売上を上回る右肩成長を記録している。  

 コミュニケーションキャンペーンツール「boite(ボワット)」などは前年度比約100%の売上となったが、Instagram分析ツール「SINIS(サイニス)」は前年度比208%と大幅な売上増加となった。

 そのほか、2021年度から新設されたブランドプロデュース事業は全体の約10%の売上を記録するなど、既存事業と新規事業の両軸が機能した結果、前年度を上回る売上に。

 また新型コロナウイルスの発生から約2年が経過し、企業のマーケティング活動においてイベントや展示会などオフラインの施策も徐々に戻りつつあるが、いまだに多くの企業ではオンライン施策に注力していることも2021年度も売上アップにつながった要因と想定されるとのこと。

Instagram分析ツール「SINIS(サイニス)」は前年度比208%成長を記録

 2018年9月に提供を開始したInstagram分析ツール「SINIS(サイニス)」が2021年度に売上が伸びた要因としては、多くの企業で店舗や従業員1人ひとりなどのローカライズした情報発信を強化する傾向が強く、複数のInstagram運用を行うケースが増加。それにより複数一括分析プランのサービスが大きく成長し、売上増加へつながった。

 とくにアパレル業界や美容クリニック業界から複数一括分析プランへの相談や発注が増加している。

総括

 新型コロナウイルス発生から約2年が経過した現在でも多くの企業がデジタルマーケティングに注力している傾向が強い。とくにTwitterやInstagramなどのSNSマーケティングに注力している企業は多く、PDCAを回すために自社アカウントの分析ツールとして「SINIS」の採用が増え、前年比208%という大幅な売上増となったことが想定される。