アリババグループのデジタルテクノロジーとインテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは、ゲーム開発スタジオのJP GAMESとメタバース空間に参入するグローバル顧客向けに、魅力的な仮想空間と印象的なアバターを容易に作成できる一連の新サービスを共同発表した。同協業は、9月にバンコクで開催された「アリババクラウドサミット2022(2022 Alibaba Cloud Summit)」で発表された。
![アリババクラウドとJP GAMESの共同サービスによるメタバース空間構築とアバター作成サービス](http://crz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3460/3460_02.jpg)
同サービスには、2Dの風景写真から高画質な3D仮想空間を自動生成する機能や、自撮り写真を撮影するだけでユーザーのアバターを自動生成する機能が含まれる。この自動生成されたアバターの外見や服装は、容易にカスタマイズでき、ユニークで印象的なアバターにも変更可能。さらに、アバター同士のテキストチャットやボイスチャットなど、インタラクティブなコミュニケーション機能の開発や、アプリをダウンロードせずにChromeなどのブラウザで容易にメタバースが楽しめるリモート・クラウド・レンダリング・サービスも提供される。
![風景写真から高画質な3D仮想空間を自動生成(左:スマホで撮影された写真、右:自動生成された仮想空間)](http://crz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/3460/3460_01.jpg)
(左:スマホで撮影された写真、右:自動生成された仮想空間)