ブイキューブ、ファンエンゲージメント向上を実現するライブ配信・通話プラットフォーム発表

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2022/10/01 18:00

 ブイキューブは、ファンエンゲージメント向上を実現する映像音声の配信・通話プラットフォーム「V-CUBE Communication Platform(ブイキューブ コミュニケーション プラットフォーム)」を発表した。

 昨今、世界的にコロナ下における新たなデジタル体験として、リアルタイムコミュニケーション領域のサービスに対するニーズが高まっている。

 「V-CUBE Communication Platform」はそうしたサービスを支えるプラットフォーム。高品質なライブ配信・通話を実現しながら、ローコードかつ低価格、スピーディなサービス開発も支援する。同プラットフォームを利用することで、上質なユーザー体験と企業の開発課題解消を、同時に実現することが可能だという。

 近年メタバースなど新しいコミュニケーション技術を活用したサービスの台頭や、コロナ下で、対面にも劣らないデジタル体験が求められるなか、世界的にオンライン授業やライブコマース、スポーツや音楽アーティストのライブ中継など、リアルタイムコミュニケーション領域で活発にサービス開発が進んでいる。

 そのような流れのなかで、既存のシンプルなビデオ通話ではなく、たとえばアーティストとファンがコラボレーションする「ファンウォール」やスポーツ選手の視野に近い動画を視聴できる「マルチアングル配信」、自分の応援したいクラブチームなどに直接応援を届けられる「投げ銭」など、デジタルだからこそできてかつ多様な表現を実現する、さまざまなリアルタイムコミュニケーション機能が登場している。

 しかしながらこうした機能の独自開発・実装は、開発期間・コストともに膨らみがちとなってしまう。そこで同社では、高品質なユーザー体験を支えるリアルタイムライブ配信・通話プラットフォームを、企業の技術・コスト面のハードルも下げ、ローコードで使えるツールとして提供。これまで多様なリアルタイムコミュニケーションツールを取り扱ってきた経験と、運用支援も行ってきたノウハウを詰め込んでおり、高品質なサービス開発の支援を行う。

「V-CUBE Communication Platform」の特徴

豊富な双方向コミュニケーションの機能によるエンゲージメント向上

 ユーザー同士の双方向コミュニケーションを促進する機能を多数備えているため、配信者と視聴者(ファン、ユーザー)の縦のつながり、視聴者同士の横のつながりを強化する仕組みを、開発するサービス・プロダクトに容易に実装できる。そのため、中長期的にはサービスやプロダクトに対するファンエンゲージメントの向上に寄与する。

双方向コミュニケーションの機能例
  • マルチアングル機能:複数のアングルでの任意の映像の視聴が可能
  • 通話機能:配信者との視聴者との会話、配信者同士での会話
  • ウォッチパーティ機能:遠隔の友人などと会話しながら、ライブ映像を共同視聴
  • ファンウォール機能:視聴者映像を一斉表示し、現地のアーティストなどとコミュニケーション
  • クイズ・アンケート機能:視聴者に対して、選択式のクイズ・アンケートを実施

独自UI/UXの実装による顧客体験の向上

 実現したい機能や仕組みに合わせて機能やデザインをカスタマイズし、独自の配信・通話プラットフォームを構築可能。また得たいデータ情報をカスタムして取得・利用することも可能となる。

開発コストの低減と開発スピードの向上

 機能の選択とデザインの変更のみで独自のシステムを構築できるため、自社で0から開発するより低コストかつ短期間でサービス実現が可能だという。