マイクロソフトとMeta、未来の仕事と遊びの没入体験提供で連携 TeamsのMeta Questデバイス導入も

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2022/10/13 15:30

 パンデミックを経て、企業や従業員が新しい働きかたに落ち着きつつある中、一生に一度ともいえるようなワークスタイルの変化を体験しており、自宅やオフィス、倉庫、外出先などどこで働いたとしてもその場所は関係なく、仕事は場所と時間を超越した体験になっている。

 この 2 年半で、人、コミュニケーション、ワークフローを中心とした新しい働きかたが登場。この期間にMicrosoft Teamsの月間アクティブユーザー数は2億7,000万人まで増加し、ワークプレイスコラボレーションやビジネスプロセスにおけるもっとも普及したプラットフォームとった。Teamsの進化は、仕事がどのように変化し、どこに向かっているかを示している。

 人はどこにいようとも、より深く、より豊かなコラボレーションと協働クリエーションの手法を求めている。マイクロソフトでは、近い将来メタバースが新しいつながりのあり方を提供する上で重要な役割を果たすことになると考えている。実際、同社のWork Trend Indexのデータから、Z世代とミレニアル世代の50% が、今後2年間で仕事の一部をメタバースで行うだろうと考えていることが明らかになっている。

 プラットフォームカンパニーであるマイクロソフトは、職場の生産性やコラボレーションに対するアプローチとして、同社の提供するソフトウェア体験が、ユーザーが気に入っているすべてのデバイスにおいて、ユーザーに利益をもたらすよう取り組んでいる。この考えのもとマイクロソフトはMetaとのパートナーシップにより、ユーザーがメタバースを利用する際に、複数の方法でより多くの選択肢とセキュリティを提供することを発表する。

 まず、Mesh for Microsoft Teamsを Meta Quest デバイスに導入。Mesh for Teamsは、Azure Digital TwinsやDynamics 365 Remote Assist、Teamsのビデオ会議などにおける長年の研究と、マイクロソフト クラウドのイノベーションにもとづいて構築されたもの。仕事をする際に、どこにでもバーチャルで集合できる仕組みとなっており、スマートフォンやノート PC、Mixed Reality(複合現実、MR)ヘッドセットなど、あらゆるデバイスに対応している。Mesh for TeamsをMeta Quest ProやMeta Quest 2と組み合わせることで、その場に一緒にいるような感覚でつながりを築き、コラボレーションをすることが可能になる。

 また、Microsoft 365 アプリを Meta Quest デバイスに対応させ、VR(仮想現実)空間内で WordやExcel、PowerPoint、Outlook、SharePointといった好みの生産性アプリのコンテンツを操作できるようにする。将来的には、Windows 365も Meta Quest デバイスに対応する予定で、パーソナライズされたアプリやコンテンツ、設定といったWindows クラウド PCのストリーミング機能を利用できるようになる。

 

 さらに、Microsoft Intuneと Azure Active Directoryが、Meta Quest Proおよび Meta Quest 2に対応。これによりIT管理者は、MetaのQuest for Business サブスクリプションユーザーに対し、同デバイスのプロビジョニングを確実に実施できるようになり、PCやモバイルデバイスで求められているセキュリティや管理のオプションがVRにも引き継がれる。

 マイクロソフトとMetaは、Xbox Cloud Gaming を Meta Quest Storeに取り入れる方法を模索している。これが実現すると、何百にもおよぶXbox ゲームを、スマートフォンやタブレット、PC、スマートテレビ、そして Meta Quest プラットフォームにストリーミングできるようになる。

 今回のパートナーシップは、両社のHoloLensでの取り組みを補完するもの。また、同社のクラウドファーストのアプローチと、WindowsおよびMicrosoft 365を中心に、MR デバイスのロードマップを継続的に進化させるものである。これはすべて、責任あるメタバースを構築する取り組みを前進させるものであり、セキュリティとコンプライアンス、エンタープライズレベルの体験を基盤として、未来の働き方の新たな可能性を解き放とうとする継続的な取り組みを示すものでもある。