映像演出プラットフォームと拡張現実(xR)ソリューションを提供するdisguiseは、基幹ソフトウェア「Designer」の最新バージョン「r23」をリリース。「Designer」は映像演出やバーチャルスタジオのデザインやシミュレーションができ、disguseのハードウェアと組み合わせることで実際の演出や制作を実現する。
この新リリース「r23」では "Live Action Volume" をはじめとする多数の改良により、Designerの使い勝手が向上。クリエイティブなプロジェクトにおいて、柔軟性と効率性を高めた。ライブショーからバーチャルプロダクション、放送、固定設備まで、disguiseの広範な業界アプリケーションのすべての制作においてdisguiseソフトウェアの性能向上を実現する。
disguise(ディスガイズ)は、アーティストのコンサートビジュアルやプリビジュアライゼーションを提供するソリューションとして20年前に開発。これまでさまざまなプロジェクトを実現してきた。それらの経験にもとづく開発により練り上げた「r23」は、Live Action Volumeをはじめとする多数の新機能と改善により、Designerの使い勝手が向上。柔軟性と効率性を高め、より快適でスピーディーにクリエイティブなプロジェクトを実現する。
「Live Action Volume ワークフロー」の柔軟性と汎用性が向上
Live Action Volume ワークフローは、さまざまなクリエイティブなプロジェクトにおいて活用できる新機能。実写の出演者や小道具を含むxRステージの「領域」を定義し、その外側をセット・エクステンションでカバーすることができる。
操作性を向上する新機能を搭載
Designerの操作性を向上し、オペレーターがより簡単にビジュアライズできる新機能を搭載しました。クリエイティブな作業がより効率的に行える。
- バーチャルカメラオブジェクトに可視性設定を追加
- キーフレームエディタでクリップのフィルムストリップを表示可能に
Insiderグループとの共同開発による改善
「r23」では、Insider グループのエキスパートたちの洞察をもとに新機能と改善点を開発。
- レンダリングストリーム上の球体マッピングから3Dコンテンツをレンダリング(新機能)
- 任意のフレームレートで非SMPTEタイムコードを追加(新機能)
- セットエクステンションがフェードアウトする際のxRパフォーマンスを改善。
- VFCファームウェアが新規または不一致の場合に通知。