ペーパーパレードとササキハルキ氏がクリエイティブユニット「PP+H」発足

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2023/01/16 17:00

 デザイン会社のペーパーパレードは、ファッションデザイナーとして活躍するササキハルキ氏とタッグを組み、クリエイティブユニット「PP+H(ピーピーエイチ)」を発足した。

 PP+Hは、グラフィックデザインとファッションデザインの観点からクリエイティブ、ブランディング、サステナブルなものづくりを提案するクリエイティブユニット。

 ペーパーパレードとササキハルキ氏はアートライフブランド「HERALBONY(ヘラルボニー)」のアートディレクションを通じて出会い、これまで、SDGsを考えるコンセプトストア「Sustainable Think.(サステナブルシンク)」や体験ショールーム店舗「Social Good Gallery(ソーシャルグッドギャラリー)」の共同プロデュースを手掛けてきた。そして今回、“サステナブルなものづくり”という共通の価値観を強みに、ペーパーパレードのアート領域とササキハルキ氏のファッション領域それぞれの知識を合わせることでさらにイノベーティブな提案を可能にしていくことを目的としたクリエイティブユニットを発足する運びとなった。

 PP+Hの次なるプロジェクトは、大丸有エリアマネジメント協会が新たに設立したアップサイクルレーベル「Ligaretta(リガレッタ)」の全面プロデュース。

Ligarettaについて

 「Ligaretta」は、丸有エリアマネジメント協会の法人設立20周年を記念し、大手町・ 丸の内・有楽町エリアにおいて掲出されたバナーフラッグやイベントで使用した什器などの‟まち”での役割を終えたものを再生し、新たにまちへと循環させることを目的としたアップサイクルレーベル。

 大丸有エリア内から出た廃棄されゆくものをまちの物語が沁み込んだ「素材」として考え、廃棄量を減らすだけではなく「まちの物語をつないでいく」がコンセプト。まちから素材を採取し、その素材に沁み込んだ物語をつなぎ再びまちへと循環させていく。‟まちの物語が沁み込んだファッションを纏う”、そんなライフスタイルを提案していく。

 「Ligaretta」においては、コンセプトからブランド戦略、グラフィックやファッションなどの総合面からレーベルの世界観をPP+Hが全面プロデュース。コンセプトビジュアルには、ダンサーや女優など幅広く活躍するアオイヤマダ氏を起用。ヘアメイクアーティストとして冨沢ノボル氏が参加した。