サイバーエージェントの官公庁・自治体のDX推進支援を行う専門組織「デジタル・ガバメント推進室」は、熊本県とともに、復興に取り組む熊本県の施策の一環として復興PR動画「くまモン、帰省中。」を制作し、第1話を特設サイト上で公開した。
同社の有する最新CG技術、3Dスキャンやモーションキャプチャなどを駆使することで再現された、本物と見間違うほど精巧なCGのくまモンが登場する動画は全7話構成。4月上旬にかけてYouTubeおよびTikTokで配信を行っていく。
熊本県は平成28年に発生した熊本地震および令和2年に発生した豪雨災害からの創造的復興に取り組んでいる。令和3年には「熊本城天守閣」の復旧を果たし、今年3月には、創造的復興のシンボルとなる「阿蘇くまもと空港」の新ターミナルビルが開業することで、すでにリニューアルした「熊本駅」「八代港のくまモンポート八代」とあわせて、熊本県の陸・海・空の玄関口がすべて生まれ変わり、目に見えるかたちで着実に復興が進んでいる。
こうしたなかで、台湾の世界的半導体メーカーである「TSMC」の熊本進出が決定し、復興から県全体の大きな飛躍につなげていくため、新たな雇用の創出や交流人口の拡大、また豊かな地域社会を創造するため、デジタル技術を活用したDXの推進にも力を注いでいる。
プロジェクトについて
大きく変わろうとしている熊本県の、災害からの復興およびその先の地方創生に向けて、デジタル技術を活用した次の時代を切り拓こうとする「新しい熊本」を、全国に発信する最初の1歩として、同社とともに、復興PR動画に取り組んだ。
災害前よりも活気があふれる県に発展している熊本の ‟みなぎる元気” を全国へ恩返しするとともに、生まれ変わろうとする新しい熊本の魅力を発信したいという思いを込め、本動画を制作している。
動画制作にあたり、さまざまな最新技術を有する同社の3DスキャンやモーションキャプチャなどのCG技術を駆使することで、精巧なCGのくまモンを再現しており、また、‟くまモンらしさ” を大切にしながら、‟本来のくまモンではできないこと” にチャレンジしている。