アライドアーキテクツ、台湾・香港で日本人KOL広告プロモーションメニューの提供を開始

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2023/02/13 10:00

 企業のマーケティングDXを支援するアライドアーキテクツで中国進出支援事業を展開するクロスボーダーカンパニーは、マイクロアドの台湾現地法人で、ショッピング・グルメ・ファッション・美容情報などを発信する台湾の親日女性向けメディア「Japaholic(ジャパホリック)」の運営や繁体字圏のSNSマーケティング事業を行うMicroAd Taiwan,Ltdと連携。同社の連結子会社で動画クリエイターやタレントの中国進出を支援するオセロに所属する日本人KOLのコンテンツがJapaholicの広告プロモーションに展開可能となる、台湾・香港での日本人KOL広告プロモーションメニューの提供を開始した。

 日本政府による水際対策緩和の発表を受け、昨年12月(2023年1月)の訪日外客数は、137万人と、前月から約 1.5 倍の伸びとなっている。また、日本政府はインバウンド消費額5兆円達成を目標に掲げており、引き続き訪日外国人観光客数の増加が予測される。

 同社は、これまで新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年にもっとも訪日外客数の多かった中国をメインとしたインバウンドマーケティング支援を行ってきた。しかしながら、昨今の世界情勢やインバウンド需要の変化を鑑み、マイクロアド台湾と連携し、中国だけでなく台湾・香港の訪日観光客向けにもインバウンドマーケティング支援を行うこととした。

 中華圏からの訪日外客数は、新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年まで安定した増加傾向にあり、2019年は中国本土、香港、台湾を合わせると訪日観光客全体の半数以上を占める約1,678万人に。また、日本政府観光局(JNTO)の調査によると、台湾の海外旅行実施者の大半が訪日旅行経験者で、海外旅行実施者の約4割は、生涯の訪日旅行の回数が4回以上のヘビーリピーターであることもわかっているなど、中国・台湾・香港をはじめとした中華圏は今後も安定して訪日外客数の増加が期待できる市場であると予想される。

オセロ社に所属する日本人KOLのコンテンツをJapaholicの広告プロモーションとして展開可能に

オセロ社に所属する日本人インフルエンサーや動画クリエイター、タレントを起用して制作・発信する日本商品や旅行・観光関連のコンテンツを、マイクロアド台湾が運営する、台湾最大級の親日女性向けメディア「Japaholic」内でプロモーション展開することが可能に。「Japaholic」は、「Japan-holic(日本中毒者)を作る」というコンセプトのもと運営されており、そのユーザーのほとんどが「日本が好き」「日本に興味がある」親日女性となっている。そのため、日本企業のプロモーションをターゲット層へピンポイントかつ効果的に届けることが可能となる。

 今後は両社の協力のもと同サービスの拡販を行い、日本のリアルな情報を台湾・香港へ届けることで、日本の観光業の活性化につながる取り組みを進めていく。