ガイアックスは、スナップマートの発行済株式のすべてを取得し、完全子会社化することを決議した。
ガイアックスのクリエイティブ支援における強みに、スナップマートのクリエイターエコノミー領域の強みを掛け合わせることにより、顧客と企業がより密接に関わり体験を分かち合う「価値共創マーケティング」の強化を目指す。
ガイアックスは、創業以来、ソーシャルメディア領域・シェアリングエコノミー領域の両軸で事業を拡大してきた。
また、昨年にはSNS×クリエイティブ部門での強化を目的に、ビジュアルコンテンツ制作に強みを持つGENIC LABを完全子会社化。SNS領域で活躍するクリエイターと連携したサービス提供体制を整え、SNSマーケティングの企業支援の売り上げを大幅に拡大してきた。
スナップマートは、スマホの写真がフリマ感覚で販売できる「Snapmart」の運営を中心に、Instagram運用代行や口コミ活用、フォトグラファー系インスタグラマーによるSNS向け写真撮影のサービスを提供している。
スナップマートの事業は、ガイアックスの注力しているSNS中心の統合型マーケティングとの強い親和性を有している。さらには「Snapmart」を登録・利用しているクリエイターはこれからのクリエイターエコノミー時代における貴重な財産と考えている。個人が単なる消費者ではなく生産者にもなれる現在、同社は個々の人々とともに協同して体験を分かち合える「価値共創マーケティング」こそが事業の成長エンジンであり、同社グループの企業価値向上につながると判断し、今回の決定に至った。