イトーキは、ECメタバースの「メタストア」を提供するハコスコの協力のもと、バーチャル×リアルのハイブリッドショールームによる、DX時代の新しいコミュニケーション空間を探る実証実験を開始した。
同社は2022年9月、東京・京橋に完全予約制の一般向けチェアショールーム「ZA SALON TOKYO(坐サロン東京)」を開設。身体の動きにフレキシブルに順応し、デスクワークを快適にサポートする「アクトチェア」をはじめ、ほかのインテリアにも合わせやすいデザインで正しい着座姿勢に導くメカニズムを備えた「バーテブラ03チェア」などの人気チェアを用意している。
今回の実証実験では、より地域や時間を超えたサービスの提供を目指すことを目的に、ハコスコ社が提供する「メタストア」による体験スペース「ZA SALON(坐サロン)VR」をメタバース上に構築。バーチャルの「坐サロンVR」とリアルの「坐サロン東京」のハイブリッド運用を実施予定となっている。
ZA SALON(坐サロン)VRとは
メタバース上に構築されたショールーム「坐サロンVR」では、チェア製品のVR体験やAR体験、ビデオチャットによるスタッフとの会話が可能。アプリケーションの導入やVRゴーグルは不要で、ウェブブラウザ上で利用することができる。現在はPCのみ対応しており、スマートフォンは後日対応予定。
「ZA SALON(坐サロン)VR」でのサービス提供予定
- チェア製品の商品紹介およびVR(仮想現実)体験
- チェア製品のAR(拡張現実)体験
- 坐サロンスタッフによるビデオチャットでの問い合わせ対応