スマホゲーム配信者数で日本一のゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」を運営する株式会社ミラティブは、社外取締役に青木耕平氏が就任したことを発表。
就任の背景
ミラティブは「だれかとわかりあいたい」と願う人々のコミュニケーションをつなぐことを目的に、ミッション「わかりあう願いをつなごう」とビジョン「好きでつながり、自分の物語(ナラティブ)が生まれる居場所」を掲げている。
ミラティブは、ゲームとゲーム実況を融合させたゲーム体験=ライブゲーミングを通して、低開発費でありながら、熱量の高いコミュニケーションを生み出す次世代のソーシャルゲーム体験の創出に取り組んでいる。さらに、人気ゲームタイトルと連携してポップアップストアを出店しゲームファン同士のリアル交流の場を提供するなど、ゲームを好きな人同士がつながる空間づくりをオフライン・オンライン双方から進めている。
引き続き、コミュニティの活性化を推進し、コミュニティプラットフォームとしてさらなる成長をするため、コラムから映像作品までさまざまなコンテンツを一貫した世界観で届けるライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を展開する株式会社クラシコム代表取締役社長であり、カルチャーやファンコミュニティに造詣が深い青木耕平氏を新たに迎え、さらなる経営体制の強化をはかる。
プロフィール
1972年生まれ。2006年、実妹である佐藤友子と株式会社クラシコム共同創業。2007年より北欧ビンテージ雑貨をEC販売する「北欧、暮らしの道具店」を開業。現在では「フィットする暮らし、つくろう。」をミッションにライフカルチャープラットフォームとして、様々な商品を取り扱いながら、日々の暮らしに関するコラムや映像を制作・配信するとともに、企業へのマーケティング支援を行うなど、ライフカルチャーにまつわる事業を展開中。
株式会社ミラティブ社外取締役 青木耕平氏より
誤解を恐れずに書けばミラティブもクラシコムも「機能的」にはなくてもみんな生きてはいけるわけです。
しかしそれぞれ「わかりあう願いをつなごう」「フィットする暮らし、つくろう」というミッションを掲げて「情緒的」課題を解決するために存在しており、その観点からは「なくてはならない」と感じてくださっているユーザー、カスタマーが数多く存在し、引き続き成長しています。
多くの「機能的」課題がテクノロジーの力でますます解決されてもなお、私たちの中で一向に解消されない「孤独感」「不安感」「恐れ」「迷い」などの「情緒的」課題を、それぞれのアプローチで癒したり、解消したりするサービスや企業の存在はますます重要で、存在感を増していくと感じます。
そんな私自身が経営する会社とは異なるアプローチではあるものの、同じ「情緒的」課題解決に取り組んでいるミラティブ社の経営の一端に貢献させていただけるこの機会に深い意義を感じています。
一人の経営者としての学びの機会になると同時に、これまで約17年にわたってユーザーの情緒的課題に向き合い意思決定を重ねてきた経験をできる限り生かしてミラティブのステークホルダーの皆様に貢献したいという意欲を感じています。
株式会社ミラティブ代表取締役 赤川隼一氏より
「北欧、暮らしの道具店」は、オンリーワンの立ち位置で熱狂的なファン・ファンコミュニティを持つ事業として、個人的にも長年学ばせていただくことの多い事業です。
青木さんは、サービスづくりから組織づくり・PRやIR等に至るまで、すべての企業活動に一貫した哲学・美学を感じる上場企業経営者であり、このたびミラティブの経営の一端を担ってもらえることは大変光栄です。
AI関連をはじめとしてテクノロジーの進化が急速に進む中でこそ、カルチャーやエンターテイメントがファンひとりひとりにもたらす「物語」の価値・体験価値は大きくなると感じています。
「好きでつながり、自分の物語(ナラティブ)が生まれる居場所」を大きくしていけるよういっしょに取り組んでいければと思います。