MIXIは、位置情報共有アプリ「whoo」を運営するLinQに、2024年3月末までに条件付きで最大約20億円の出資を段階的に実施する。
出資の背景
同社はSNS「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、共遊型スポーツベッティングサービス「TIPSTAR」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきた。
位置情報共有アプリ「whoo」を運営するLinQ社は2019年8月に創業。匿名質問アプリ「Ninjar」や「whoo」など10以上のアプリを開発し、次世代のコミュニケーションサービスを展開している。とくに「whoo」は、2022年12月のサービス開始から3ヵ月でダウンロード数が1,000万を突破、そのうち半数近くを海外ユーザーが占めている。
今回MIXIは、LinQ社が掲げるミッションに共感し、今後の事業成長にも期待を持てることから出資に至った。出資額は最大約20億円で、2024年3月末までに条件付きで段階的に実施される。
また、「whoo」は、MIXIのパーパスにも合致した、次世代のコミュニケーションサービスとして大きく成長できる事業と考えられることから、MIXIがこれまで培ってきたSNSやゲーム運営などの知見・ノウハウを共有し、事業支援を行うことで、「whoo」の事業スピードを加速させ、グローバルなコミュニケーションサービスへ成長していくことに貢献する。