ディープテック分野におけるシステム開発を手がけるインターセクトは、オールインワンAIアプリケーション「Merge」のβ版を5月1日より提供開始する。
Mergeは、ジェネレーティブAIを効果的に活用し、チームの競争力を向上させるための生産性および業務効率化を実現するツール。同ツールの導入により、管理者はチームメンバーのトークン使用状況を容易に把握することができる。さらに、複数のAI機能がひとつのインターフェースで利用可能となることで、学習コストを低減し、業務効率化を促進する。
Mergeは、複数のAIをひとつのインターフェースで容易に利用可能にし、AIによるチャット出力などを効率的に管理することが可能。また、機密情報を安全に保管する機能も搭載しており、ビジネスで求められる多様な機能を提供している。これにより、ビジネスプロセスの効率化やセキュリティの強化に寄与することが期待される。Mergeのリリースによって、ジェネレーティブAIの活用に関する課題が解決され、ビジネスの生産性と業務効率の向上が実現可能となる。
同ツールの特徴は、次のとおり。
あらゆるAIをひとつのアプリケーションで使用可能
ChatGPTをはじめとする自然言語系から Midjourneyなどの画像生成系まであらゆるAIを一つのインターフェースに統合可能。
チャット内容の機密管理
従業員の時間とトークンを消費して生成されるレスポンスは法人の資産である。チャット内容は暗号化された状態で自社専用のサーバー内に安全に保管さえる。
チャットのチーム内共有
優れたプロンプトや重要なレスポンスはチームのナレッジとしてシェアボタンからいつでもチーム内で共有が可能。
各種AIツールを従業員IDによって一括管理
全従業員を各ツールのAPI Keyの代わりに従業員IDで一括管理でき、各従業員のどのツールをどれだけ利用しているかいつでも把握が可能。
チャットのフォルダ管理と検索機能
日々生成されるチャットはプロジェクトや業務単位でフォルダ整理でき、チャット検索機能も搭載している。
自社データのChatGPTへの安全な組み込み
メールやSlackなどのコミュニケーションツールからGoogleドライブなどのクラウド上にあるファイルまで、あらゆる自社データにChatGPTがアクセスすることができる。