Teads は、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル 2023にて開催された「第3回 Season Grand Prix Awards Gala – シーズングランプリ・ガーラ」で、とくにグローバルに影響を与えたデジタル広告の作品を6つの部門に分け、表彰を行った。
Teads Studioを活用することにより制作されたクリエイティブは、ユーザーアテンションを効果的に獲得することによって、メディア効果の最大化実現が可能。
賞は「最優秀ビデオ賞」、「最優秀ディスプレイ賞」、「最優秀オプティマイズキャンペーン賞(L’Atelier=アトリエ)」の3部門での構成で、コンシューマー・ヘルスケア、CPG、自動車、ビューティー・ラグジュアリー、飲料、テクノロジーの各部門から受賞作品が選ばれた。
今回の「Teads Grand Prix Awards – アワードグランプリ」は、米国、ラテンアメリカ、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジア大西洋地区から 1,000 件を超える応募作品を1年にわたる選考を経て実施された。
2023 年の受賞者は次のとおり。
受賞作品
最優秀ディスプレイ賞
- Gold 金賞:Nissan for Ariya 日産、アリア
- Silver 銀賞:Heineken for Silver ハイネケン、シルバー
- Bronze 銅賞:Philadelphia for Cream Cheese フィラデルフィア、クリームチーズ
最優秀動画賞
- Gold 金賞:Adidas、アディダス
- Silver 銀賞:AB InBev for Corona AB InBev、コロナ
- Bronze 銅賞:Ford for Ranger Raptor フォード、レンジャー・ラプター
最優秀オプティマイズキャンペーン賞
- Gold 金賞:Audi for Q8 アウディー、Q8
- Silver 銀賞:Kraft Heinz for Ketchup クラフトハインツ、ケチャップ
- Bronze 銅賞:Pernod Ricard for Malfy Gin ペルノ・リカール、マルフィ ジン
審査員紹介
- Lenovo IDG&ISO 部門 グローバル VP&CMO、Emily Ketchen(エミリー・ケチェン)氏
- Kraft Heinz ブランド&クリエイティビティ部門 VP、Jess Vultaggio(ジェス・ヴルタッジョ)氏
- Zambezi CEO、Jean Freeman(ジーン・フリーマン)氏
審査員から寄せられた言葉
LenovoのIDG&ISO 部門のグローバル VP 兼 CEOである Emily Ketchen 氏(エミリー・ケチェン)は、次のように述べている。
「今年の受賞作品は、データ主導のインサイトを活用し、シンプルなアイデアに焦点を当て、デジタルマーケティングを見事に活用して、瞬時に変化する環境の中で、パーソナライズされた体験を提供することで顧客との絆を深めました。優れたデジタルマーケティングのサイエンスとアートの両方を見事に融合させたクリエイティブキャンペーンに敬意を表します」
Teads のグローバルクリエイティブ部門 VP である Bertrand Cocallemen(バートランド・コカールマン)氏は、次のようにコメント。
「私たちは、インサイトとクリエイティブの関連性を強化することで、さらなるメディア効果を最大限に引き出すことができると確信しています。インサイトがクリエイティブな取り組みに情報とインスピレーションを提供し、一方でクリエイティブがデータ主導の戦略に生命を吹き込むという相互関係を築くことで、私たちは両方の領域の力を最大限に活用できます。グランプリ受賞者や最終選考まで進んだすべての方々にお祝いを申し上げると同時に、これらのブランドや審査員の方々とコラボレーションし、モバイルプラットフォーム上で持続的なインパクトを残すコンテンツを作り上げられたことを光栄に思います」
クリエイティビティを通じてつながることをテーマとした「The Grand Prix Award Gala – グランプリアワード・ガーラ」では、メディア効果の最大化にはアテンションとクリエイティブの相互作用が効果の獲得には重要であるという議論がパネルディスカッションで行われた。効果を高めるためにクリエイティブが果たす重要な役割、クリエイティブ開発やメディア戦略におけるアテンションの影響、加えてAI がクリエイティブにもたらす影響など、重要なトピックも議論された。