「デジタルクリエイティブ業界の今を見すえ、魅力的な未来をつくる」というビジョンを掲げ、制作プロダクションのアライアンスとして活動する一般社団法人I.C.E.は、2023年9月11日(月)に、〜若手クリエイター必見!隣の芝生は本当に青いのか?〜『クリエイティブカンパニーの若手が描くキャリアプランとは?』と題したI.C.E.セミナーを開催する。
パンデミックや、世界情勢の混乱、経済の低迷など、先行きが見えづらい環境の中、クリエイターはどのようにキャリアを形成していくべきなのか。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が5類感染症へ移行され、コロナ禍以前の生活に期待が寄せられつつある昨今だが、今もなお未来の予測が難しい時代は続いている。このような問題意識をふまえ、I.C.E.マネジメント委員会ではクリエイティブ人材の育成と業界発展のため、会員企業の現場スタッフを対象に「制作プロダクションのキャリアに関する意識調査(2023年7月版)」を実施した。
制作プロダクションのキャリアに関する意識調査より
- キャリアイメージを持てている人と持てていない人がほぼ半数。
- 目指しているキャリアは、「ジェネラリスト」がやや多く61%となっており、リーダーやマネジメントへの意向は全体の56%が「担当したい」と回答している。
- キャリアアップに向けてしていること、したいことは「社外活動への参加」に次いで、「セミナーに行く」の回答が多かった。
- キャリアを形成する上での課題としては「仕事が忙しくて余裕がない」46%に次いで、「ロールモデルがいない」が34%となった。
- キャリア形成のために会社へ求めることは、「福利厚生」が46%と最も多く、次いで「資格取得サポートの代休・費用負担」が44%となった。
※参考資料:制作プロダクションのキャリアに関する意識調査(2023年7月版)より一部を抜粋
本セミナーでは、この調査結果をふまえ、デジタルクリエイティブ業界の未来を担うクリエイターたちがキャリアについてどのように考えていくべきなのか、答えを探っていく。
第1部ではアンケート結果をもとにVUCA時代のデジタルクリエイターたちが、何を考えどうキャリアを形成していくべきなのかを、マネジメント委員会のメンバーで考察。第2部ではクリエイティブ業界でさまざまなキャリアを形成しながら活躍する、現役のクリエイターを招き、これからのクリエイターの目指すべきキャリア形成についてディスカッションを行う。
セミナー開催概要
テーマ
〜若手クリエイター必見!隣の芝生は本当に青いのか?〜『クリエイティブカンパニーの若手が描くキャリアプランとは?』
日時
2023年9月11日(月)16:30 open / 17:00 start / 20:00 close(予定)※タイムテーブル変更の可能性あり。
会場
株式会社D2C 東京本社 14階 セミナールーム / 東京都港区東新橋1丁目9-1 東京汐留ビルディング
タイムテーブル
- 17:00 第1部 I.C.E.マネジメント委員会調査から考察するクリエイターのキャリアプラン
- 18:00 第2部 活躍する現役クリエイターたちのキャリア形成と目指すべき姿
- 19:00 懇親会 / 20:00 閉会
申し込み方法
本URLより参加登録
対象
クリエイティブ業界でのキャリアに悩む人、クリエイティブ業界でマネジメントに携わっている人
参加費
- I.C.E.会員社:無料
- 一般 (会員以外):1,000円/名 ※参加登録時にクレジットカードに支払いが必要。
定員
事前登録制200名限定(一般、I.C.E.会員含む)
主催
一般社団法人 I.C.E. (Interactive Communication Experts)、株式会社D2C ID
登壇者
<第1部>
- 小川丈人氏(I.C.E.マネジメント委員会委員長/株式会社ナディア取締役 CCO)
- 佐藤剛氏(I.C.E.マネジメント委員/株式会社フォーク 代表取締役社長)
- 山口浩健氏(I.C.E.マネジメント委員/株式会社D2C ID 取締役 COO)
<第2部>
ゲスト
- 萩原幸也氏(株式会社リクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター)
- 木本梨絵氏(株式会社HARKEN 代表取締役 アートディレクター)
- 鍛冶屋敷圭昭氏(ベースドラム株式会社 代表取締役 テクニカルディレクター)
モデレーター
- 阿部淳也氏(I.C.E.理事長/株式会社ワンパク 代表取締役)