不二家は、2023年9月12日(火)より不二家洋菓子店のVI(ビジュアルアイデンティティ)を刷新し、店舗および包装資材・一部製品におけるパッケージデザインのリニューアルを行う。創業者・藤井林右衛門(ふじい りんえもん)氏の「お菓子で世の中を幸せにしたい。」という想いを受け継ぎながら、もっと多くの世代に「おいしい笑顔」を届ける店舗へと生まれ変わる。
株式会社不二家のコーポレートロゴはそのままに、洋菓子店の店舗ロゴを刷新することで、新しい不二家の店舗を表現した。
不二家のコーポレートロゴはそのままに、洋菓子店の店舗ロゴを刷新することで、新しい不二家の店舗を表現した。
店舗ロゴデザインを新しく
新しい店舗ロゴデザインとして使用するのは、新たに採用した「スマイルマーク」、商品のこだわりを表現し、リニューアルした「店名ロゴ」、そして1961年(昭和36年)から使用し続ける「ファミリーマーク」の3種類。
1.おいしい笑顔の「スマイルマーク」
1950年(昭和25年)に誕生した、不二家を代表するマスコットキャラクターであるペコちゃん。ペロっと舌を出している口もとは、ケーキを食べたあとのおいしい笑顔の象徴している。ケーキを買った人、もらった人、食べた人、年齢・性別・国籍を超えて、不二家洋菓子店と関わるすべての人に、どんどんスマイルが広がっていってほしいという想いをこめて、「スマイルマーク」を新たに採用した。
2.不二家のお菓子の上質感を表現した「店名ロゴ」
多くの人に楽しんでもらえる価格帯でありながら、良質な原料にこだわった商品の上質感を表現するために、明朝体の書体を用いたデザインを採用し、新たなブランドイメージを構築していく。
3.幸せを願う気持ちを込めた「ファミリーマーク」
1961年(昭和36年)に誕生した「ファミリーマーク(Fマーク)」。デザインを担当したのは、20世紀を代表する産業デザイナーであるレイモンド・ローウィ氏。「F」は、「FUJIYA」のFであるとともに、「Familiar(親しみやすい)」、「Flower(花のような)」、「Fantasy(夢)」、「Fresh(新鮮なアイデアに満ちた)」、「Fancy(高級な品質)」という5つの意味も表現している。不二家がこれから進化を続けていくなかで、忘れてはいけない想いを刻む礎として、新たなVIにおいてもこのマークを継続して採用している。
包装資材、商品のパッケージデザインを新しく
不二家のケーキを買ったときや、誰かにプレゼントしたときの体験を、もっとワクワクするものにしたいという想いから、ボックスや手提げ袋、包装紙など、そしてバウムクーヘンやマドレーヌなどの不二家の焼菓子商品のパッケージをリニューアルする。9月12日(火)より順次リニューアルをおこなう。
店舗を新しく
9月12日(火)より、新しい店舗ロゴをデザインした店舗へ順次リニューアルを実施。白を基調としたクリーンな印象に加え、不二家が大切にしてきた親近感やワクワク感、そして上質感が感じられる店舗へと進化する。