カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の仮想店舗をメタバースにオープンする。同店舗は、10月6日よりソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」上にオープンし、時計のカスタマイズ体験などのコンテンツを提供する。
同社は、耐衝撃性能と独創的なデザインから多くのユーザーに支持されてきたG-SHOCKにおいて、アバターが時計を着用する文化を浸透させるため、メタバース上に仮想店舗「G-SHOCK STORE」をオープン。ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」を運営するVRChat社とパートナーシップ契約を締結し、コンテンツを提供する。
仮想店舗では、パーツを組み合わせて自分好みのG-SHOCKが作れるカスタマイズサービス「MY G-SHOCK」の体験ができるほか、作成したG-SHOCKを「VRChat」上のアバターに試着して楽しむことができる。
また、創作物の総合マーケット「BOOTH」上のCASIO公式オンラインショップで販売されるデジタルアイテムを購入しセットアップすることで、「G-SHOCK STORE」以外の「VRChat」空間でもアバターにG-SHOCKを着用することが可能。このデジタルアイテムはユーザーのアクセス元の時刻と連動する機能を持ち、「VRChat」内で時刻確認がおこなえる。
今後は、11月に「VRChat」内で人気のアバターとのコラボレーション企画の実施を予定しているほか、追加のコンテンツも順次リリース予定。
同社ではG-SHOCKの新たな試みとして、今後メタバースで今までにない価値や体験を提供していく。