企業のマーケティングDXを支援するアライドアーキテクツでSaaS事業を展開するプロダクトカンパニーが提供する動画制作サービス「LetroStudio(レトロスタジオ)」は、LetroStudioで制作した動画やアニメーションのタグを発行し、ペーストするだけでサイト上に表示可能になる新機能「HTMLタグ発行機能」の提供を開始した。
提供開始の背景
近年のデジタル広告におけるCPM高騰の影響から、企業では広告予算の最大限の価値を引き出すためにCVR向上施策に注力する必要性が高まっている。さらに、媒体による審査の規制も強まる中で表現方法が限られてしまい、広告効率を改善する打ち手が頭打ちになっている中、CVR向上施策のひとつとして、これまで静止画だったコンテンツの動画化にチャレンジする企業が増えている。LetroStudioで動画制作を支援してきた多くのEC企業でも、近年特に動画をLPに組み込む事例が増加し、その効果が実証されている。
しかしながら、LPを構築しているカートシステムにはファイル容量に上限がある場合が多く、ファイルサイズの大きい動画はアップロードできないことから、動画における表現が制限されてしまうという課題が多く発生していた。こうしたニーズを捉え、LetroStudioでは本機能を提供することでこの課題の解決を目指した。
「HTMLタグ発行機能」とは
HTMLタグ発行機能とは、LetroStudioで制作した動画やアニメーションをサイトに埋め込むことができるHTMLタグを発行し、ページソースにペーストするだけでサイト上に表示可能となる機能となっている。自社で利用するカートシステムにファイルをアップロードせずに動画やアニメーションが掲載できるため、掲載できるコンテンツの幅が拡大する。
また、LPに動画やアニメーションを多数盛り込むことで、表示速度が遅くなることが課題に上げられることもあるが、同機能ではLetroStudio独自サーバーを経由して表示させるため、表示速度の改善にもつながるという。これにより、動画やアニメーションを用いてよりリッチなサイトを制作することができ、視覚的インパクトの向上や複雑な情報に対し、受動的に理解や納得感を高められることからCVRの改善につなげることができる。