アマナ、商品パッケージ画像制作サービス「amana packeX」を2024年1月にリリース

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2023/12/18 10:00

 コミュニケーション変革をクリエイティブで実現するアマナ)は、3DCGによる商品パッケージのクリエイティブサービスを一新、「amana packeX(アマナパケックス)」を開発した。2024年1⽉、ハイクオリティのCG画像をオンラインで発注できるシステム「amana packeX Entry(アマナパケックス エントリー)」と、パッケージデザインのシミュレーションができる簡易的な画像を⽣成するシステム「amana packeX Quick 3D(アマナパケックス クイック3D)」をリリースし、企業の商品パッケージ開発のDX推進をサポートする。

 「amana packeX」は、商品パッケージの画像制作をオンラインでサポートするクリエイティブサービス。広告や販売促進ツール、ECサイトやSNSなどさまざまなメディアに展開できるハイクオリティな画像をプロのクリエイターが制作するウェブシステム「amana packeX Entry」と、パッケージデザインのシミュレーションや社内プレゼンテーションに利用できる簡易的な画像をユーザー自身で生成するシステム「amana packeX Quick 3D」の2種類を兼ね備え、2024年1月にサービスの提供開始を予定している。

「amana packeX Entry(アマナパケックスエントリー)」とは

 商品パッケージの画像制作をオンラインで受発注できるシステム。「amana packeX Entry」を導入することにより、専用サイトでパッケージの形状を指定し、版下データを入稿するだけでプロのクリエイターへ画像制作を発注することができる。

 従来の商品パッケージの画像制作にかかるヒューマンコストを削減し、発注から納品完了まで、情報の一元管理ができるワークフローを確立する。

開発段階のamana packeX Entryの画面イメージ
開発段階のamana packeX Entryの画面イメージ

 ユーザーは制作したい商品パッケージの形状を選択し、デザインデータのアップロードを行う。さらにデザインの展開数や商品名を入力してカートに追加するだけで、制作依頼が完了。ECサイトのショッピングさながら手軽に発注し、注文履歴によるデータの一元管理も可能に。過去の発注内容を振り返ることで適切なデータを判別できるため、属人化を防ぐことができる。

「amana packeX Quick 3D(アマナパケックスクイック3D)」とは

 検討中のパッケージデザインをシミュレーション、比較検討できる簡易画像生成システム。ユーザーが検討中のアートワークをシステム上にアップロードするだけで任意の3Dモデルに反映、3DCGの形状モデルに版下データをマッピングした画像を生成される。また、生成された画像データをダウンロードし、提案資料などに活用することもできる。

amana packeX Qucik 3Dの制作フローイメージ図
amana packeX Qucik 3Dの制作フローイメージ図

サービス開発の背景

 昨今、多くのメーカー企業が、顧客のニーズを満たすためにパーソナライズを重視した商品やサービスを開発している。さらにウェブサイトやバーチャル空間、SNSなど多様なコミュニケーションに取り組むため、メディアごとに最適化されたコンテンツの制作機会が増加。企業の担当者においては画像の管理が複雑になり、情報の属人化といった課題も生じている。アマナは、このような課題に対して、商品パッケージのデザインシミュレーションから画像制作の発注までオンラインで実行し、無駄な時間やコストを削減、注文履歴も管理できるシステムを開発するに至った。

 アマナは3DCGによる商品パッケージの画像制作を飲料、食品、ヘルスケアメーカーを中心に年間約2,400点の画像を制作している。今後、「amana packeX(アマナパケックス)」を導入することにより、顧客の課題解決や利便性を追求するとともに、顧客のコミュニケーション変革をクリエイティブで実現していく。(本サービスの提供開始時期は2024年1月を予定している)