コミュニケーション変革をクリエイティブで実現するアマナは、同社が提供するクラウド型DAMサービス「shelf(シェルフ)」とBox Japanが提供するコンテンツクラウド「Box」を連携するアプリケーションを開発した。これにより、シンプル&セキュアなコンテンツクラウド「Box」に多彩な検索性と閲覧性をプラスすることができる。企業が抱えるコンテンツ管理の課題、特に1000名以上の多数のユーザーへの共有や数千点や数百種類に及ぶコンテンツ管理を解決し、安心・安全で効率的・効果的な環境を提供する。
なお、同サービスの提供開始時期は2024年1月を予定している。
開発の背景
クラウドストレージ利用実態調査2022によると、日本市場においてクラウドストレージを導入している一般企業は45%超、大企業では75%にのぼり、Boxを利用する企業も増加している。このことから、個人や組織が取り扱うコンテンツの数が膨大になっていることがわかる。また、企業においては、コンテンツを資産として捉えてストレージで一元管理すること、さらにストレージ内のコンテンツを効率よく探し出し、適切に利用することが求められていた。
このニーズに対応するべく、アマナは「shelf」と「Box」を連携するアプリケーションを開発した。
「shelf」と「Box」の連携が可能にすること
アマナは2018年より「Box」を導入。さまざまなプロジェクトを進行するなか、クライアントや取引先などの関係者と各種データを共有するため、「Box」のヘビーユーザーでもある。その経験から、「shelf」の検索性と閲覧性を活用し、「Box」に格納されたデータをより積極的に取り扱うことができる環境を整えた。
- 文字情報を付与してコンテンツを登録し、サムネイル画像と共に格納(視認性と検索性の向上)
- 関連する複数の異なるコンテンツを紐づけて管理(情報共有の促進)
- 全検索やドキュメント検索など、メニューごとに検索項目を柔軟に設定(高い機能性)