グッドパッチが運営するデザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner(リデザイナー)」は、スカウトやダイレクトメッセージの送受信ができる新機能を公開した。
昨年10月に先行公開したスキルマップ、ポートフォリオ作成補助機能と合わせ、ダイレクトリクルーティング機能の本格提供を開始することで、企業のデザイン人材の獲得と、デザイナー自身の新たなキャリア機会創出をより強固に後押しする。
背景
グッドパッチは、企業とデザイナーのミスマッチをなくし、デザイナーが最大限パフォーマンスを発揮できる社会を実現することを目指し、2018年にデザイナー特化型キャリア支援サービス「ReDesigner」を開始した。
ReDesignerが毎年実施している調査によると、2022年時点でデザインへの投資に効果を感じている企業は9割を超えており、デザインへの投資に積極的な企業は増加傾向にある。企業におけるデザイン人材の採用ニーズが高まる中、デザイナーがキャリアを築く上で多くの課題が存在している。
ReDesignerは、転職など新たなキャリアの機会を検討するデザイナーにとって大きな障壁であった「ポートフォリオ作成」と「スキルの可視化」の課題を解決するため、2023年10月3日に新機能として「スキルマップ」「ポートフォリオ作成補助機能」を提供開始。
一方企業側が抱える「既存の求人媒体ではデザイナーとの接点がもちにくい」「デザイナーに自社をアピールしたくても情報が届かない(届いているかどうかわからない)」といった課題に対する有効なソリューションは不足していた。
そこで今回、ReDesigner上で直接スカウトやダイレクトメッセージの送受信ができる新機能を開発し、2024年1月15日より公開。デザイナーに特化した設計により、デザイン人材と企業双方のニーズを満たすプラットフォームとして進化した。
ReDesignerのダイレクトリクルーティング機能について
今回公開した新機能と2023年10月3日に先行公開した機能により、より強固に企業とデザイナー双方のマッチングを支援できるプラットフォームになった。ダイレクトリクルーティングに関する機能の詳細は次のとおり。
今回提供開始機能
新設計のスカウト機能
今回公開した新機能では、デザイナーが知りたい情報に特化したスカウト体験設計を実現。企業側は自社にマッチしたデザイナーとの有効なタッチポイントとして活用することができる。
ダイレクトメッセージ機能
今回公開した一連のダイレクトリクルーティング機能により、デザイナーと企業の相互理解の促進を実現。それにともない、ReDesigner上で企業とデザイナーが直接メッセージをやりとりできる機能を新たに公開した。ReDesignerではこれまでキャリアアドバイザーを介してのやりとりを原則としていたが、キャリアアドバイザーによる支援に加えて、より多くの出会いの機会をデザイナーと企業それぞれに提供する。
より詳細な求人情報の公開
これまで、求人情報の一部はキャリアアドバイザーとの面談時に紹介する仕組みであった。今回のアップデートにより、ReDesignerの登録者はいつでも詳細な求人情報を閲覧できるようになった。
2023年10月3日に提供開始した機能
- デザイナー自身のスキルを細かく表現できる「スキルマップ」
- 企業側が知りたい情報を網羅したデザイナーの「ポートフォリオ作成補助機能」
解決できる課題
ReDesignerが搭載した一連のダイレクトリクルーティング機能により、新たなキャリアを積みたいデザイナーとデザイナーを採用したい企業とのミスマッチを減らし、より強固に双方の出会いを創出することができる。
企業のメリットは、主に次のとおり。
- デザイナーに特化したスカウト設計により、簡単な操作で確度の高いタッチポイントを創出できる
- 多様な検索軸により、自社にマッチしているデザイナーを見つけやすい
- デザイナーが保有するスキルを一目で判断できる
- デザイナーがほしい情報を網羅している求人票で、自社に必要なデザイナー像を明確に提示できる
デザイナーのメリットは次のとおり。
- デザイナーの価値を重要視した企業から、自身のスキルや志向にマッチしたスカウトが直接届く
- 応募前に知りたい情報を集約した求人票で、企業の情報を閲覧できる
- スキルマップにより、自身のスキルを可視化、アピールできる
- ポートフォリオを簡単に作成できる
ReDesignerは、デザイナーの新たなキャリア機会をこれまで以上に創出し、デザインの力を生かす企業や社会を後押しする。