GoogleがC2PA運営委員会に参加 デジタルコンテンツの透明性の向上に貢献

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2024/02/09 10:00

 Coalition for Content Provenance and Authenticity(コンテンツ来歴および信頼性のための標準化団体、以下C2PA )は、Googleが同イニシアチブの運営委員会にメンバーとして参加したことを発表した。アドビは、C2PAの運営委員会のメンバーとして、デジタルコンテンツの来歴に関するオープンソースの業界標準を確立し、オンラインコンテンツの信頼性を高めるために活動している。

 GoogleのC2PA運営委員会への参加は、デジタルコンテンツに対して更なる透明性をもたらすための重要な一歩となる。C2PA運営委員会への参加により、Googleはコンテンツがいつ、どのように作成・修正されたのかを示す、デジタルコンテンツに添付可能な改ざん防止メタデータのためのC2PAの技術規格であるコンテンツクレデンシャル機能の適用を促進する。また、ほかの運営委員会参加メンバーであるアドビ、BBC、Intel、Microsoft、Publicis Groupe 、Truepicとともに、Googleはデジタルコンテンツの来歴証明のためのC2PAの技術標準のさらなる開発を進める。これにより、Googleは将来的にコンテンツクレデンシャル機能を自社製品やサービスにどのように適用していくかも積極的に検証していく。

 さらに、YouTubeを抱えるGoogleの参加は、デジタル・エコシステムにおける信頼性を向上し、世界中の人々が目にするコンテンツへの理解を促進する重要なリソースとしてのコンテンツクレデンシャルの認知拡大に貢献する。

 Google の Trust & Safety 担当副社長であるローリー リチャードソン(Laurie Richardson)氏は、次のように述べている。「Googleでは、デジタルコンテンツの透明性を向上するために他の企業と協業することは、AIに対する責任におけるアプローチの重要な一部だと考えています。それ故、運営委員会への参加および最も新しいC2PA規格に適合することを嬉しく思います。この規格を、Google DeepMindのSynthID、検索における「About this image(この画像について)機能」、YouTubeのコンテンツが変更または合成されたかを示すラベリングを含むGoogleのシステムに適用することで、人々へ重要な文脈を提供し、より多くの情報に基づいた意思決定を支援します」

 C2PAのチェアマンであるアンドリュー ジェンクス(Andrew Jenks)氏は、次のように述べている。「人々の意思決定を支援する、デジタルコンテンツへの透明性のあるアプローチは、これまで以上に重要になっています。C2PA規格は疑いなくこの活動における役割をリードし、私たちはその成長と普及に胸を躍らせています。Googleの運営委員会への参加は、C2PAのアプローチにおける重要な証明となります。私たちは、他の企業や団体にも、コンテンツクレデンシャル機能の利用拡大、そしてより安全で透明性のあるデジタル・エコシステムの創造に貢献するC2PA運営委員会への参加を期待しています」