The Breakthrough Company GO(以下、GO)は、ラクスルと提携し、2019年9月よりTVCMを活用した事業の急速な成長を支援するマーケティングサービス「はじめてのTVCMプラン」、「CMO代行プラン」の提供を開始。そして今回、マーケティング戦略全体をプロデュースする「CMO代行プラン」の初プロジェクトとして、デリバリーサービス出前館のリブランディングを行い、新TVCMの放映がスタートした。
GOとラクスルによる新しいマーケティングサービス
事業戦略とクリエイティブを統合したマーケティング支援で多くの実績を誇るGOと、TVCMを気軽に発注できる新しいプラットフォームを展開するラクスルは、依然影響力の高い“TVCM”というマスマーケティングを活用することで企業の急成長や変化をサポートするブランディングからTVCMまでマーケティング戦略全体をプロデュースするCMO代行プランと、最短2ヵ月かつ低予算でTVCMをつくる、はじめてのTVCMプランのふたつのサービスを2019年9月に発表した。
出前館を食事のデリバリーからライフインフラへ
今回、CMO代行プランの初プロジェクトとしてデリバリーサービス出前館のリブランディングに取り組んでおり、11月29日にブランドロゴを刷新。さらに12月14日から新TVCMの放映を開始している。
出前館では、生活者のライフスタイルが多様化する中で、“単なる食事のデリバリーサービスからこれからの日本に欠かせないライフインフラ”を目指すことを新しい事業戦略として打ち出している。
近年実際に、シェアリングデリバリーという独自の配達インフラ構築によるサービス展開も行っている。そして、食事デリバリーにおける競争環境が激化するなかで、これまで以上の事業スピードならびにブランドの浸透スピードの向上を実現させるべく、GOとラクスルの考えかたやプランに共感し本プロジェクトが進行する運びとなった。
出前館の新しいブランド/マーケティング展開
CMO代行プランとはじめてのTVCMプランには、業界トップクラスの実績を誇るクリエイターが参画。
本件は、メジャーなCM制作に多くの実績を持つCreative Director 砥川直大氏(The Breakthrough Company GO)、Creative Director/Copywriter こやま淳子氏(こやま淳子事務所)が担当した。
まず全体リブランディングとして、ブランドロゴの刷新と新たなステートメントを制作。そして新しい出前館の浸透を加速させるべく、ダウンタウン・浜田雅功さんを新役職「CDO(チーフ・出前・オフィサー)として起用。TVCMをはじめとするさまざまなコミュニケーションに登場している。
TVCMでは、時には忙しいお母さんの家事負担を軽減させながら家族の楽しい食事時間を持てるようにしたり、時には地元の名店が作る温かな食事を一人暮らしの人に届けたりと、出前館を、単に食事だけを届けるのではなく、“地域の人と人を繋ぎ、より豊かでしあわせになれる時間をお届けしたい”という想いを表現している。
本リブランディングプロジェクトの主な展開
ロゴの刷新
ステートメントの制作
もしも、出前がもっと気軽なものになったら、
誰かの毎日を、もっとあたためることができるかもしれない。
ママやパパの家事の時間は、子どもとふれあう時間になり、
ひとり暮らしのおじいちゃんも、
できたての料理をもっと楽しめるかもしれない。
もしも、出前がもっと始めやすくなったら、
地域の小さな名店の味が、もっと広く知られるかもしれないし、
丁寧に作られたプロの料理が、もっと街をすこやかにするかもしれない。
つくりたての料理を、すぐに届けること。
それは、とてもシンプルな仕事だけれど、
たくさんの人々を笑顔にする瞬間を、私たちは見てきました。
だから私たちは、もっともっと、出前を進化させていきます。
街中のレストランと食卓をつなぎ、しあわせな時間をつなぎ、
やがて豊かな未来へつないでいく。
出前には、そんな力があると、私たちは信じているから。
しあわせは すぐ届く
出前館
TVCMの制作
出前館 「つかれちゃった人へ」篇
本篇では、仕事終わりの女性が、買い物袋とカバンを抱えて家に帰るなり、晩御飯の支度をしようとするも、子どもたちに邪魔されてしまいます。そんな状況に、浜田CDOが「たまには出前でええやん」と一言。
そしてそのアドバイスで生まれた家族の幸せを描いている。
出前館 「いそがしい人へ」篇
本篇では、お昼時のオフィス、周りの社員がランチに出かけたり、社内でお弁当を食べている中、1人仕事に煮詰まっている男性に、浜田CDOが「食べないで頑張るって、ほんまに頑張れますの?」と一言。
そしてその一言で肩の力を抜いて出前を楽しみ、また仕事への活力をつける男性の様子を描いている。