note、100%子会社「Tales&Co.」を設立

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2024/05/28 09:00

 noteは、クリエイターの創作活動への支援と作品のポテンシャルを最大限に引き出す新規事業の推進を目的に、100%子会社「Tales&Co.(テイルズアンドコー)」を設立した。

Tales & Co. 設立の背景

 note社は「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げ、誰でも自分の作品を発表・販売できるプラットフォーム「note」を2014年から運営している。サービス開始から10年を経て、「note」はさまざまなジャンルのクリエイターが毎日約4万件のコンテンツを投稿し、毎月5,000万件以上のアクセスがあるメディアプラットフォームとなっている。「note」で話題になるコンテンツは業界からも注目され、これまで280冊以上の作品が「note」をきっかけに書籍化している。さらに、舞台やテレビ、映画へと幅ひろく展開された作品も多数生まれ、多くのクリエイターがチャンスを掴んでいる。

 同社は、今後さらに積極的にクリエイターの創作活動を支援し、さまざまなメディアとの連携によって作品の持つポテンシャルを最大化させてミッション実現を目指すため、当該領域の事業に特化した新会社としてTales&Co.を設立することとなった。

代表取締役社長 萩原猛氏 コメント

物語とクリエイターの可能性をさらに広げるべく、新たな会社「Tales & Co.」を設立しました。

クリエイターが魂を込めた作品をお預かりし、出版社や製作会社、プラットフォーム等の皆様としっかり手を繋ぎながら、国内外問わず、できうる限り多くの人に届けていく。もちろん、原作者であるクリエイターのご意志を尊重し、かかわる全ての人が幸せな形でそれを実現する。それがこの会社の目的となります。

萩原 猛(はぎわら たけし)氏 経歴

株式会社ぎょうせい、株式会社幻冬舎コミックスを経て、富士見書房(現KADOKAWA)に入社。ドラゴンブックデスク、ファンタジア文庫副編集長、富士見L文庫初代編集長、カドカワBOOKS初代編集長、カクヨム初代編集長を歴任したのち、クリエイターの新しい活躍の場を開拓するため、2017年に退社。同年、バルス株式会社に創業メンバー(取締役CCO)として加わる。2022年にnote株式会社にも参画し、コンテストの整備などを通じてnoteから商業出版に至るルートを拡張する業務に従事。

主な立上げ担当小説は、『冴えない彼女の育てかた』、『Only Sense Online -オンリーセンス・オンライン-』、『ぼくのゆうしゃ』、『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』、『レジェンド』、『かくりよの宿飯』、『紅霞後宮物語』、『浅草鬼嫁日記』など。また、アニメ『戦翼のシグルドリーヴァ』、『リコリス・リコイル』、『Engage Kiss』等、ゲーム『テイルズ オブ ルミナリア』、『Link!Like!ラブライブ!』等にも、多くのクリエイターと共に携わっている。