オールインワンビジュアルコミュニケーションプラットフォーム「Canva(キャンバ)」は、新機能「ふりがな機能」の提供を開始した。これは、日本ユーザーがCanvaをより一層使いやすくなるための取り組みの一環であり、日本語版のすべてのプランで利用可能。
任意のテキストに自動でふりがなを追加することができるふりがな機能は、あらゆるユーザーによる日本語コンテンツの作成の新たな可能性を広げ、さらなる利便性を提供する。とくに、教職員による児童生徒向けの学習資料の作成や、ビジネスにおける営業資料や社内資料作成、そして日本語学習者向けに読みやすいコンテンツを作成し、誰にでも読みやすいユニバーサルデザインのコンテンツを作成するうえで役立つ。
Canvaのふりがな機能は、Canvaのこれまでの直感的な操作性はそのままに、使いやすさを追求した。対象のテキストを選択し、ワンクリックでふりがなをふることができる。これまでは手作業で追加したり、ほかのツールを使って作成していたふりがなが、今回の導入によりCanvaのプラットフォーム上で素早く追加できるようになったことで、コンテンツ作成の作業効率を一層向上した。また、ふりがなの配置やフォントも自在にアレンジすることができる。
Canvaは、日本のコミュニティーのニーズに沿った製品を提供することを重視している。直近では、無料ストック素材サイトのいらすとやとの提携を発表し、2万点以上のイラストがCanvaのプラットフォームで無料で使用できるようになった。また、教職員からの要望に応え、Canvaプロのユーザー向けに、教科書にも採用されている形状のフォントや、弱視や失読症など、読み書きに困難がある人にも読みやすい形状のフォントを備えたモリサワフォントの提供を開始した。