フリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」を運営するランサーズは、ランサーズに登録している個人の合計563名を対象に「生成AI業務活用実態」を実施した。
結果サマリー
生成AIを業務で使用しているのは全体の40.1%
生成AIを業務で使用しているのは全体の半数に達していないが、22.2%が今後使用を検討していることから、生成AIの活用人口は今後も増加することが見込まれる。もっとも多く利用されている生成AIは「言語生成」であり、生成AIがとくにライティング領域において活用されていることがわかった。
生成AIの活用業務カテゴリ
生成AIを活用している業務カテゴリは「ライティング・翻訳」がトップとなった。一方で、生成AIの活用を検討している業務カテゴリでは「デザイン・Webデザイン」がトップとなり、「動画・写真・アニメーション」も上位にランクインした。これにより、生成AIのクリエイティブ業務への活用意欲が高まっていることが明らかになった。
調査結果
生成AI使用状況
生成AIを業務で使用している人は全体の40.1%にとどまった。使用を検討している人は22.2%となった。
生成AIの活用による業務短縮化・効率化の効果
生成AIを使用することによって、約8割の人が業務の時間短縮に成功していることがわかった。とくに、1時間以上の時間短縮の成果を感じた人は41.6%、1時間未満の人は37.2%にのぼり、業務効率化に寄与していることが明らかになった。また、生成AIを業務に活用することによって「ストレス軽減・思考負荷軽減」「アウトプットの質の向上」といった効果を感じられたという声もあった。
業務で活用している生成AIの種類
活用されている生成AIの種類では、「言語生成」が多い結果となった。一般的なライティングや翻訳に加え、メール文やアンケート文の作成などさまざまな業務で容易に導入しやすい「言語生成」は、業種やスキルを問わず活用が可能であり、多くの人が利用していることがうかがえる。
生成AIを活用している業務カテゴリ
生成AIを活用している業務カテゴリは、他のカテゴリと圧倒的な差をつけて「ライティング・翻訳」がトップとなった。「ライティング・翻訳」における具体的な活用例として、「SEOコンテンツのタイトル・見出し抽出」「 SNS運用のハッシュタグ選定」などが挙げられた。
生成AIの活用を検討している業務カテゴリ
生成AIを活用している業務カテゴリでは5番目だった「デザイン・Webデザイン」が、検討している業務カテゴリではトップとなった。活用したい内容として、「広告デザインのためのイラストレーション作成」「セミナーや研修会のチラシ作成」など、集客・PRに関連した使用目的が挙げられた。
調査概要
- 調査期間:2024年6月14日〜21日
- 対象者:ランサーズに登録している個人(発注者・受注者の両方を含む)
- 調査方法:オンラインアンケート
- 有効回答数:563名