電通デジタル、企業の業務システム活用にとおなう従業員体験向上を支援するサービスの提供開始

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2025/06/16 07:00

 電通デジタルは、企業の業務システム活用にともなう従業員体験の向上を支援するサービス「Employee eXperience(EX)ReDesignプログラム」の提供を開始する。

 近年、多くの企業において、業務システムを導入したものの、活用度の低さや、操作ミスの頻発、多大な学習負荷などの問題が生じている。その結果、導入コスト以上の効果を創出することが難しく、従業員体験や生産性の低下を引き起こしている。これらの課題の要因として、大きく以下の4つが挙げられる。

  • システムが業務に合致していない
  • システム活用後の効果が従業員に見えづらい
  • ユーザビリティが悪い
  • 導入背景や目的が伝わっていない

 電通デジタルは、これまで幅広い業種の企業に業務システムの導入支援を行い、導入時の従業員体験価値の最大化において実績を有している。本プログラムはこの専門性を生かし、企業の業務システム活用における課題導出から従業員体験およびUIのデザイン、従業員への理解浸透までを統合支援し、従業員体験価値を最大化することで企業の事業成長に貢献する。

「Employee eXperience(EX)ReDesignプログラム」の概要とポイント
「Employee eXperience(EX)ReDesignプログラム」の概要とポイント

1.現状業務インサイト導出

 現場でのフィールドワークを行い、現状の業務プロセスとその周辺環境を広く把握し、業務の流れや利用者、利用シーン(一般的な利用/特別な利用)などの観点から業務のパターンを整理。そのパターン別に課題を構造化して対処すべき課題を特定する。

2.従業員体験デザイン

 把握した業務課題を解決するシステムの価値やコンセプト、機能、コンテンツを明確化し、それらを体現する理想シナリオを設計。そのうえで業務システム活用によるKGI/KPIを策定し、一連の業務フローを設計する。

3.情報設計/デザイン

 設計した業務フローをもとに、システムの画面構造を設計。さらにプロトタイプを作成し、ユーザー検証で改善を重ねた上で実用を開始する。

4.活用および浸透施策の実施

 システムの利活用を促進していくためのロードマップを策定し、システムの浸透を促す各種施策を企画、実施。またその後のモニタリングを通して分析を行い、改善に繋げる。

 また、本サービスは、企業の具体的なニーズに応じた個別サポートも柔軟に対応する。

 電通デジタルは、今後も業務システム活用において、従業員体験価値の最大化と事業成果創出に向けた一気通貫の支援を実施し、企業の事業成長に貢献していく。