ワントゥーテンとUDSは、新宿駅西口前の小田急電鉄が所有する「SHINJUKU ODAKYU PARK」において、2月29日(土)から3月29日(日)の期間限定で、パラスポーツを普及するための体験型ミュージアム「パラスポーツをデザインしたらこうなる展。collaborate with CYBER SPORTS(以下、パラる展)」を開催する。
総合プロデュースはパラスポーツをデジタルテクノロジーでエンターテインメント化した「CYBER SPORTS<サイバースポーツ>」シリーズを世に送り出した近未来クリエイティブ集団、ワントゥーテン代表 澤邊芳明氏。企画、空間デザイン、運営は地域に新しい価値を創出する「まちのミュージアム」事業に取り組むUDSが共同で展開する。
パラる展は、“すべてのスポーツはパラレル(平等)である”をキーワードに、パラスポーツをさまざまな視点でデザインし、まったく新しいパラスポーツ体験を提供するミュージアム。パラスポーツを子どもから大人まで、若者からお年寄りまで、みんながパラレル(平等)に楽しむスポーツとして捉え、“スポーツのバリアフリー”を目指す。
会場は「サイバー×工事現場」をテーマに、単管パイプが有機的に組み合わさった「GRID」な空間で、大きく3つのゾーンにわかれている。
CYBER SPORTS FIELD
パラスポーツを最新の技術で再現し、誰でもパラスポーツを楽しめるパラスポーツエンターテインメント「CYBER SPORTS」シリーズを設置。車いすレースをVRで有人対戦が体験できるCYBER WHEEL X(サイバーウィルエックス)や、どこでもボッチャ体験ができるCYBER BOCCIA(サイバーボッチャ)シリーズを体験できる。
CHALLENGED SPORTS SQUARE
来場者が車いすバスケットボールを体験できるよう、特設ハーフコートを開設。実際に競技用車いすに乗り、シュート体験やミニゲームをするプログラムを用意した。また、これまで車いすバスケを支援してきたサントリーならではの企画として、週末には車いすバスケットボール日本代表をはじめとした車いすバスケに携わる豪華ゲストによるスペシャルイベントも実施する。
また、会場にはサントリーが2018年より取り組みを開始した、日本車いすバスケットボール連盟(JWBF)を支援する自動販売機を設置。会場で飲料を購入すると、売上金の一部がJWBFに寄付される。
PARARU GALLERY
写真家 蜷川実花氏がクリエイティブディレクションをする「GO Journal」の誌面を飾ったパラアスリートのフォト展示コーナーや、モータースポーツを手掛けるRDSの車いすレーサーやバイオメカニクスを考慮した開発を行うXiborgの競技用義足を展示。デザイン性および機能性に優れている補助具でパラスポーツの興味喚起を図る。さらに、注目の日本人パラスポーツ選手たちのグラフィックでパラる展会場内をデザインしていく。
なお、日本を代表するHIPHOPアーティストKREVA氏がパラる展のサウンドをプロデュース。パラる展のためにKREVA氏自身が手掛けたBGMが会場内を盛り上げる。KREVA氏の『居場所』は、日本ボッチャ協会公認のボッチャ日本代表応援ソングにもなっている。
開催概要は、下記のとおり。
- 期間:2020年2月29日(土)~3月29日(日)12:00-20:00
- 場所:SHINJUKU ODAKYU PARK(東京都新宿区西新宿1丁目7番地)
- 料金:無料
- 主催:ワントゥーテン
- 総合プロデュース:ワントゥーテン 澤邊芳明氏
- 企画:ワントゥーテン、UDS
- 空間デザイン:UDS
- 運営:UDS
- 音楽プロデュース:KREVA氏(アーティスト)