デジタルIPスタジオのQREATION(キュリエーション)は、2025年10月1日付で小林崇人氏が執行役員COOに就任したと発表した。近年、同社はデジタルコンテンツを起点とするブランドIP展開に注力しており、市場変化に対応しながら従来の広告枠を超えた新たな広告事業の拡大を目指している。

同社は、累計再生数18億回を超える「本日も絶体絶命。」など、さまざまなデジタルIPコンテンツを制作し、企業のブランディングやマーケティングに寄与してきた。今後は、「クリエイターの才能を結集し、新しいメディア産業をつくる」というビジョンのもと、エンタメ・広告事業領域の拡大と、それを支える組織開発を進める方針である。小林氏のCOO就任により、広告事業拡大と人材採用・育成などの体制強化を推進し、さらなる事業成長と企業価値最大化を目指すとしている。
小林氏はQREATIONではこれまで広告事業と人事部門の統括を兼任し、恋愛ショートドラマ「ときめき図鑑」、課金型ショートドラマ「合コンの悪魔」、縦型ショートコメディ「スキマのすきぴ。」などの立ち上げを担当。今後、ブランドIPを生かした企業との取り組みを強化する意欲を示している。