TikTok Adsとサントリーコミュニケーションズは、これまでいくつかのプロモーションをTikTokで取り組んできた。2019年には「デカビタC」ハッシュタグチャレンジ、「クラフトボスミルクティー」クリエイティブコンテストなどを実施している。
今回、TikTokを活用したサントリーとの新たな取り組みとして1月8日(水)から2月17日(月)までサントリー「ほろよい」のプロモーションを実施した。本企画はTikTokクリエイターである純悪氏が中心となって制作した広告をインフィード広告で配信した。
本企画を推進したサントリーコミュニケーションズ宣伝部高木氏は、以下のようにコメントした。
「日本でTikTokがスタートした当初から様々な新しい取り組みを行ってきました。そんな中、昨年実施したクラフトボス広告のクリエイティブコンテストでTikTokクリエイターの可能性を実感し、今回、『ほろよい』の広告をTikTokクリエイターに制作してもらうことにチャレンジしました。純悪さんのクリエイティブは、掛け合い動画としてTikTok内で人気のフォーマットだったので、ほろよいが伝えたい『あ、あの味だ』を覚えていただくために最適だと考えました。このTikTokとの新しい取り組みがほろよいのさらなる成長につながるのではないかという期待を込めてコラボレーション致しました」
本企画では、純悪氏のコンテンツの持ち味や掛け合いというフォーマットをそのまま活かした上で、ほろよいのメッセージを織り込んだ。
TikTokならではの広告手法として、広告がユーザーの視聴の邪魔をせず、ユーザーは違和感なくクリエイターの動画を楽しめることが、動画を最後まで見たという完全視聴率の高さと、ほろよいのキャッチコピーである「あ、あの味だ」のキーワード想起約138%増(※)という結果につながった。さらに、本企画によって、商品の購入意向も約22%増(※)となった。(※本企画の広告非接触者との比較)
本企画は、TikTokクリエイターの個性を理解し、クリエイターが生み出すコンテンツの特徴を活かした広告が、魅力あるコンテンツとして広がり、商品認知、商品理解を経て、購入意向へとつながるという、TikTokとTikTokクリエイターの新しい活用事例となった。今後も、TikTokの特徴を活かしたさまざまな広告を展開していく。